フィリピンの今①

海外

株式会社AWARDです。昨日よりフィリピン視察に来ています。会社としてもフィリピンへの投資は大きな取り組みの1つとして考えているので、なぜこの国に着目しているかについて本日は書かせて頂きます。

フィリピンの魅力はいくつかに分けて考えることがでますが、大きいのは次の3点でしょうか。

1億人を超える人口平均年齢23歳という若さ

〇高い経済成長率

〇世界一のビジネス英語力

まず人口がすでに1億人を超えているという点です。当然人口が多い分だけ国として消費する物の総量は大きく、市場規模も大きいと言えます。同じアジアの国でも、カンボジアは1500万人程度、マレーシアは3000万人程度とフィリピンと比べると数分の1程度の人口になります。またフィリピンはとても若い人が多く平均年齢は23歳です。日本の平均年齢は2015年の時点で46.5歳というデータがあります。平均値で見ると日本はフィリピンの2倍ということですね。今後経済発展する可能性が高いのがどちらかは明らかではないでしょうか。

また経済成長率は2010年以降の平均で6%程度となっており、この数値はアジアでもトップクラスです。日本の場合は多くの方がご存知のように経済成長はほとんど止まっており、2010年以降の期間で見てみると平均1%程度です。つまり日本に比べると6倍のスピードで成長している国ということになります。日本の高度経済成長期の頃のような状態に今まさにある国がフィリピンであると言えます。

そして英語が公用語であるというのもフィリピンの魅力です。国別にビジネス英語能力を評価するBEI(Business English Index)といった指数があるのですが、この指数が世界で最も高い国がフィリピンになります。この英語力が評価され、BPO(Business Process Outsourcing)、つまりコールセンター等のビジネスで2010年から1位の座を守り続けています。

このようにビジネスをする場として非常に魅力がある国がフィリピンです。明日は現地にいかないとわからないフィリピンの情報についても取り上げていきたいと思います。


執筆者:會田哲郎

こちらのコラムは日々金融情報に触れて頂きたいという想いから継続して配信しています。あなたにとって大切な方にぜひご紹介ください。

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