ダウ2万ドルまであと一歩
2017.1.8

株式会社AWARDの渡邉です。1月6日の米国の株式市場ではダウ平均株価が史上初の2万ドルまであと一歩のところまで迫りました。記録した過去最高値は1万9999ドル63セント。あとわずか37セント、日本円で数十円のところまで来たことになります。

NYダウが終値で1万ドルを超えたのが、ITバブルの直前の1999年3月29日でした。そこから約17年9か月。長い時間をかけて2万ドルの目前まで株価が上昇してきたことになります。

この間には、ITバブルの崩壊、リーマンショックといった記録的な株価の下落が米国の株式市場を襲っています。2008年のリーマンショック時には、直前の最高値であった2007年10月9日の14164.53ドルから、最安値である2009年3月9日の6547.05ドルまで約53%減という下落も経験しています。リーマンショック後の最安値から比べると現在のダウ平均株価は約3倍になっています。

このように米国では1999年3月から17年以上の歳月をかけて2倍近くまで株価が成長したことになりますが、日本はどうなのでしょうか。日本も日経平均株価が節目の2万円まであと一歩の1万9千円台まできています。

日本で日経平均株価が初めて1万円を超えたのは1984年のできことでした。その後バブル景気へと突入し、1989年12月29日には史上最高値である38,957.44円を記録しています。初めて1万円を超えてからわずか5年足らずで約4倍まで株価が上昇したことになります。

しかし、バブルは崩壊し2008年のリーマン・ショック時の最安値では10月28日に6,994.9円という値をつけました。そこから何とかまた2万円を取り戻しつつあるような状況です。

米国市場も何の波乱もなく株価が上昇してきたわけではないですが、こうやって比較すると日本株の方が波乱万丈な動きをしてきていますね。リーマンショック・ITバブルの崩壊などの歴史を知ると、ダウが今後2万ドルを記録したとしても、日経平均株価が2万円を記録しても、その株価は維持されるのが決まったものであるとは思わない方が賢明でしょう。市場が浮かれている時にも常に注意を怠らない姿勢を持っていたいものです。

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