米利上げ確率100%に【相場】
2016.11.23

株式会社AWARDの渡邉です。国際通信社であるロイター通信より、米国が12月に利上げに踏み切る確率が100%になったと報じられました。これはフェデラルファンド先物の価格から算出されている値だそうです。

来月の12月13-14日にかけて連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されます。この委員会は日本で言うところの日銀金融政策決定会合であり、米国の政策金利や金融政策を定める重要なものとなっています。

2008年のリーマンショック以来、長い間続けられてきた米国の金融緩和政策も少しずつではありますが引き締めが進んでいくことになりそうです。無事12月の利上げが行われれば、昨年の12月以来実に1年ぶりの利上げとなります。金利を上げるということは、多くの人や企業にとってお金を借りにくくすることですので、景気の過熱を抑える効果があります。

米国ではいくつかの経済指標で景気の見通しが明るいことが示されています。景気が良い時期に金利を上げることができれば、次にまた世界に金融危機が訪れたときに金利の引き下げを含む金融緩和の手段が残されることになります。そのためFOMCはずっと利上げを行う時期をはかっていました。

トランプ次期米政権下でインフレが進むとの観測も高まったことと、FOMCでの利上げが見越されたことでドル高も進んでいます。11月9日の大統領選の開票日に一時期1ドル101円台をつけた為替も、現在では1ドル111円台とたった2週間で10%もドル高円安となっています。

ドル高が進んでいるということは、世界中で米ドルの人気が高まっていることになります。

弱い国から強い国へ。

これが通貨の強弱を決めるお金の流れとなります。これから金利が上がる米国のドルと、預金していても全く金利がつかない日本円。どちらを優先して持ちたいか、といったらやはり米ドルになりそうですよね。

2週間で通貨の価値が10%も変化するというのは珍しいことですが、日本円だけで資産を持っていた方はこの短い期間で10%資産が減ってしまっていることにもなります。日本に住んでいるからといって日本円だけで資産を持つことに拘らず、バランス良く外貨も保有していくことをお勧めしたいと思います。

 

カテゴリーから記事を探す