安倍首相とトランプ氏初会談【政治】
2016.11.19

株式会社AWARDの渡邉です。昨日は安倍首相とトランプ氏の初会談がニューヨークにあるトランプ氏所有のトランプタワーにて行われました。日本の首相が就任前の米国大統領と会談すること自体2000年以降は少なくとも例がないということで、異例ずくしの会談だったそうです。さらには米国政府もほぼ関与がなく、根回しがされていないという点も事前に緊張感を持って伝えられていました。

日本としてはトランプ氏と早めに話をしなければならないテーマがたくさんあります。選挙期間中のトランプ氏の発言としては、

・日本の円安が米国に害をなす
・TPPへの米国の不参加
日米安保条約の見直し
在日米軍の金銭的負担を全て日本に
日本の核保有容認

といったかなり刺激的なものもあり、安倍首相として早く直接顔を見て話す時間が欲しかったのでしょう。会談は予定を超えて1時間半程度行われました。内容については、詳細をつめていない会談の内容が公になるのは外交上のリスクが高いということで公表されませんでした。しかし、安倍首相の記者会見でもトランプ氏側のFacebookでも会談に対するポジティブな感想が述べられており、日米の今後のトップが顔を合わせるという良い機会になったのは間違いないようです。

直近ですと日本円とドルの為替レートは1ドル=110円を超えドル高円安となっています。トランプ氏の選挙中の発言からすると円安は容認できないということだったので、為替について牽制するような発言が出回れば大きく円高に傾くことも予想されました。今回の会談からはそういった情報もなく市場からも友好的に受け止められたようです。安倍氏、トランプ氏の会談は相場に大きな影響を与えることはなく、昨日の日経平均株価は一時期18,000円を実に10ヶ月ぶりに回復しました。

トランプ氏が大統領に就任してからの対日政策はまだまだ不透明なところが大きいですが、今回の首相会談は今後の外交をスムーズにすることになるかもしれませんね。選挙期間中の発言と実際に行われるトランプ氏の外交政策がどのように異なるのかに要注目と言えるでしょう。

 

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