今後の米国【海外】
2016.11.12

株式会社AWARDの渡邉です。米国ではトランプ氏が来年1月から政権を担うことになり、にわかに動きが活発化していますね。オバマ大統領も10日にトランプ氏と会談し、トランプ氏の成功が米国の成功であると伝えたそうです。選挙期間中にあれほど対立をしていたのが、選挙が終わるとすぐに関係修復のドラマが進むのが米国らしくもあります。

当選が決まってからトランプ氏の過激な発言はかなり控えめになっています。暴言ととられるような発言もなく、今後の政権運営に向け着々と体勢を整えていると言えるでしょうか。トランプ氏が選挙期間中に掲げていた公約は28の項目がありましたが、その中でも目立つものを下記にご紹介します。

【経済】
・アメリカを優先した貿易政策
・TPPからの離脱

【移民】
・アメリカ南部の国境に壁を作り、メキシコが壁の費用を負担
・200万人の不法滞在の移民を強制送還し、彼らを受け入れない国にはビザの発給を中止

【外国】
・同盟国とIS(イスラム国)に対抗
・移民法を新たに制定

【国防】
・米軍の規模を拡大
・サイバーセキュリティの強化

などになります。日本に強く関わるものとしては、TPPからの米国の離脱が挙げられるでしょうか。その他、発言としては日本と米軍との安保理条約を否定するものもあるので、今後そのあたりがどうなるかが日本にとって重要になりそうです。

現在米国の株価はトランプ氏が大統領になることによるインフレ・株高を予想して上昇しています。公共事業への投資を積極的に行うことも公言しているため、米国内でのお金のめぐりが良くなりインフレ・株高になると多くの方は考えているようです。また銀行への規制を緩めるといった法的な面でも中小銀行には恩恵が大きいと見られています。

緩和的な政策による株高という一面を見るとアベノミクスにも似ているところはありますね。現在の米国の財政状況を考えると、米国債も新たに大きな額が発行されていくことになると思われます。

民主党政権から、トランプ氏が率いる共和党政権に変わることで世界で何が起こるのか。トランプ旋風の行く先を観察していきましょう。

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