世界から日本を見る【海外】
2016.11.11

株式会社AWARDの渡邉です。昨日より久々の香港に来ております。アジア有数の金融街である香港。わたしが自分自身の資産運用に力を入れ始めたのも、過去に日本の経営者の方に香港へと連れてきてもらったことがきっかけでした。世界中から有力な金融機関や金融商品が集まって来ている非常に面白い国になります。

今回久しぶりに香港に来て感じたのは、日本が世界から見て決して物価の高い国ではなくなっているということでした。今から5年ほど前は香港の物価は日本よりも全体的に20~30%低いイメージでしたが、今回はどこでごはんを食べても、売っているものを見ても日本とほとんど値段が変わらなくなっていました。香港ではインフレが進んでいるようです。

いくつか金融機関を訪問して現地の取引先の方ともお話ししたのですが、日本人が世界全体のことが見えていないといった話をなさる方が多かったです。まだGDPでは世界第3位の経済大国である日本。だからこそ世界でも良い生活ができていると考える方が多いのですが、実は一人当たりGDPで言うと日本はすでに裕福な国ではなくなってきています。

今回訪れている香港と日本の2015年の一人当たりGDPを比較すると、

香港:42,294.67ドル

日本:32,478.90ドル

となっています。ちょっとゾッとしないですか?日本が豊かだと思っていたら一人当たりGDPでは香港に1万ドル(100万円以上)もの差をつけられてしまっているわけです。いつの間にか周辺のアジアの国々に抜かされつつある生活水準。バブル景気のときにできた豊かな日本という幻想の中で、ずっと日本人は生き続けてしまっているのかもしれません。

少子高齢化が進み徐々に衰退しつつある日本という国の姿が浮き彫りになるひとつの事実と言えるでしょう。ぜひ世界に目を向けて日本だけにこだわらない働き方や資産形成を意識していってみてはいかがでしょうか。

カテゴリーから記事を探す