リーマンショックとは①【歴史】
2016.9.19

株式会社AWARDの渡邉です。あなたはリーマンショックという言葉を聞いたことはありますか?今から8年前の9月に起きた世界的な金融危機です。もうずいぶん時間も経っているわけですが、いまだに世界の金融政策はその影響を引きずっています。それほど大きな出来事だったということですね。今回から2回にわけてこのリーマンショックについて書いていきたいと思います。

リーマン・ショックは、2008年9月15日に、アメリカ合衆国の投資銀行であるリーマン・ブラザーズが破綻したことをきっかけにして、続発的に世界的な金融危機が発生した事象のことを指します。リーマン・ブラザーズというとそのころ米国第4位の巨大な投資銀行でした。潰れることなど報道があるまで想像もしてなかった方も多いのではないでしょうか。しかし、実はリーマン・ブラザーズ破綻の予兆はその前から起きていました。

リーマン・ブラザーズだけでなく、その頃米国の金融業界に多大な影響を及ぼしたのが、サブプライムと呼ばれる住宅ローンの問題でした。住宅ローンを返すのが困難な属性の方(サブプライムというのはそういった属性の方を指します)にまで融資が簡単に下りてしまう時期があり、その住宅ローンの返済が滞り始めたことで金融のシステムがどんどん狂っていったのがそのきっかけでした。日本のバブル崩壊も不動産価格の暴落がそのきっかけとなっていましたが、リーマンショックも不動産のローンがもともとのきっかけです。ただ、リーマンショックの場合はサブプライムローンが返済されていくことを前提とした金融派生商品まで各金融機関が販売しており、それを売っていた金融機関が多額の負債を抱えることになりました。

リーマン・ブラザーズが破綻する前から、各金融機関が追い込まれていることは知られていました。実際その頃に他の金融機関も米国政府の多額の公的資金注入を受けていたりします。リーマン・ブラザーズも破綻の前日まで、バンク・オブ・アメリカ、メリルリンチ、バークレイズといった早々たる金融機関との売却のための交渉を行っていたそうですが、どの金融機関も体力は残っておらず、米国もそれ以上の公的資金注入を拒否したことにより最終的に破綻に追い込まれました。

破綻時の負債総額が約6000億ドル(約64兆円)という史上最大の倒産劇により世界連鎖的な金融危機が起きたわけす。明日は実際に世界にどのような影響を及ぼしたか書いていきます。

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