ワクチンの日本承認は?
2020.12.19

株式会社AWARDの渡邉です。

世界では新型コロナウイルスが未だに猛威をふるっています。死亡者数は全世界で167万人を超え、新たな感染者数も1日に数十万人ずつ報告されている状態になっています。

新型コロナウイルスの影響を抑え込む上でワクチンは大きな役割を果たしそうですが、日本での接種開始はいつになるのでしょうか?

ワクチンの供給量は?


現在米国では新型コロナウイルスのワクチンがすでに承認を受けています。ファイザー、ビオンテックの共同開発したワクチンはすでに接種が始まっており、モデルナのワクチンも今日、明日にも承認を受ける予定となっています。これらのワクチンは年内供給量で合わせて7000万回分(1人あたり2回接種するので3500万人分)に上る見込みです。

また来年2021年の供給量は最大で23億回分(11.5億人分)に上る見込みとなっており、米国民だけでなく世界へと行き渡り始めることになりそうです。

日本では2月に接種開始か


日本ではファイザーが12月18日に新型コロナウイルスワクチンの製造販売承認を厚生労働省に申請したとのことです。通常医薬品の製造販売承認は数年かかるものですが、今回は最優先で審査が進められることで早期の承認が見込まれます。

政府は来年2月に接種を始められるように、保管や運搬体制などの方針を1月までに策定することを表明しており、日本でも来年早々にワクチンの接種が始まることが期待できそうです。まず最初は感染リスクの高い医療関係者が優先され、その後に重症化リスクの高い高齢者などに行き渡る流れになるのではないでしょうか。

ワクチンの効果の持続は?


今のところ新型コロナウイルスのワクチンの予防効果は、ファイザーとビオンテックのものも、モデルナのものも90%を超えるとされています。ただし、臨床試験と呼ばれる承認に向けたデータを取るための試験の期間も非常に短かったため、どのくらいワクチンの持続効果があるのかは不透明なところもあります。インフルエンザワクチンなどはシーズン毎に接種しなくてはなりませんが、新型コロナウイルスワクチンの持続効果は今後判明してくるかと思われます。

世界の経済活動が元に戻るためにも、ワクチンの効果はかなり重要です。接種が開始された後の米国の様子は、世界の今後を予測する上でもしっかりキャッチしておきたいところです。


執筆者:渡邉亮

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