米政府、ワクチン承認
2020.12.13

株式会社AWARDの渡邉です。

待ちに待った新型コロナウイルスのワクチンが、12月11日に米国で承認されました。これから米国ではワクチンの普及に向けて一気に動き出すことになります。

ファイザーが先頭


米食品医薬品局(FDA)は11日、米製薬大手ファイザーの新型コロナウイルスワクチンに緊急使用許可を出しました。まずは290万回分のワクチンが供給され、16歳以上を対象に接種が始まります。医療従事者ら感染リスクが高い人々が優先されるため、一般の米国人の接種開始は来年の春頃と見込まれています。

ファイザーは、13日朝(日本時間13日の夕方)にワクチンが中西部ミシガン州の工場から出荷され、各州に発送されると明かしています。1~2日以内に接種が始まる見通しです。

モデルナも続く


今月17日には製薬会社モデルナのワクチンの緊急使用の許可についても、専門家が議論するFDAの委員会が開かれる予定です。このワクチンにも緊急使用の許可が出れば、今月中にファイザーとモデルナのワクチン合わせて4000万回分が全米に供給される見通しとなっています。

現在米国では新型コロナウイルスの被害が、累計感染者数は1590万人超、死者数は29万人超と世界で最大となっています。ワクチンの普及によりこの状況を好転するべく、官民一体となって取り組むことになります。

経済に与えるインパクトは?


経済に今回のワクチン承認が与える影響はどのようなものなのでしょうか。すでにワクチンの有効性については知れ渡っており、株価にも織り込まれていると考えられます。しかし、ワクチンの承認というのは米国にとっては偉大な成果であり、多くの人の気持ちは上向くでしょう。

もう一点、本当にワクチンが普及して経済活動を回復するまでにはしばらく時間がかかるというのも考慮する必要があります。自分が実際に接種できるまでには、まだ数か月かかる、という状況で評価される会社について考えていく必要があるかと思います。

そして、金利の上下にはくれぐれも注意しましょう。ワクチンの有効性が示された時点でも金利には動きがありましたが、今回の承認でも長期金利には変化が見られるかもしれません。来週はワクチンの金利や株価への影響を注視してみましょう。


執筆者:渡邉亮

こちらのコラムは日々金融情報に触れて頂きたいという想いから継続して配信しています。あなたにとって大切な方にぜひご紹介ください。

カテゴリーから記事を探す