米国大統領選TV討論会
2020.10.24

株式会社AWARDの渡邉です。

昨日の日本時間午前10時から、第2回となる米国大統領選の候補の2人によるTV討論会が行われました。11月3日の大統領選前最後の2人による直接対決でしたが、その結果はどのようなものになったのでしょうか。

ちゃんとした討論会と評価?


TV討論会を行ったの共和党のトランプ氏と民主党のバイデン氏です。9月に行われた初回の討論会はののしり合いが続く泥仕合となり、史上最悪の討論会というようにも評されていました。

今回は話をしている最中に相手が話を挿し込めないように相手候補のマイクを切る異例の措置なども導入されて討論会が行われることになりましたが、これが功を奏したのかちゃんとした討論会になったというようにメディアでは評価されているようです。

また逆に言えば大きく視聴者の投票動向を大きく変えるような内容はなかった、というように考えることも出来るかと思います。

メディアによって異なる評価


さて、そんな中で討論会の勝者はどちらか、という世論調査の結果はメディアによって大きく異なるのは皆さんが知っておくべきことのように思います。それぞれの候補者に対して討論会の勝者であると評価している方の%をみると、CNN世論調査の結果では、

バイデン氏:53%

トランプ氏:39%

となっています。一方で討論会の報道がされたTV局の中でも最も多くの視聴者数がいたとされるFOXニュースチャンネルの調査では、

バイデン氏:24%

トランプ氏:74%

となっています。どちらかというと民主党寄りのメディアであるとされるCNNの報道ではバイデン氏の勝利とされ、共和党寄りのメディアであるFOXではトランプ氏の勝利のされているのは興味深い結果です。調査の対象となっている人の属性を考えないと、世論調査もあてになりませんね。

賭けサイトでは?


さて、今回の討論会を受けて英国の賭けサイトであるブックメーカーでは、トランプ氏の再選確率がわずかに上昇した、と評価されているようです。ちなみに現状ではバイデン氏の勝つ確率が66%、トランプ氏の勝つ確率が34%とされています。依然としてブックメーカーではバイデン氏が勝つと予想している人が多いようですね。

ちなみに討論会の結果では株価はほとんど動きませんでした。株価が動かないというのは、どちらかというと大統領の再選が見込まれているようにも感じられますが、実際のところは様々な要素がすでに織り込まれているのでなんとも言えないところです。11月3日の結果がわかるまで残り10日ほど。市場も注意深く見守っていきましょう。


執筆者:渡邉亮

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