米国でデモ急拡大
2020.6.2

株式会社AWARDの渡邉です。

世界を牽引する超大国である米国。長らく世界は米国がリードしながら動いてきたのは間違いないでしょう。しかし、そんな超大国が抱えている苦悩が現在明るみに出てきているように思います。米国におけるデモ・抗議活動の急拡大はその状況を反映しているのではないでしょうか。

燃えるワシントン


白人警察官による米ミネソタ州の黒人暴行死事件が引き金となり、今回の全米における抗議デモは始まりました。現在すでに事件を起こした白人警察官は殺人などの容疑で逮捕されていますが、この事件をきっかけに起こった全米における抗議活動はますますエスカレートする様を見せています。

米国の首都であるワシントンではホワイトハウス近くの教会が放火されるなどしており、街が燃えている衝撃的な写真も出回ってきています。トランプ米政権は、デモ鎮圧に対して武力行使も辞さない姿勢も見せています。

なぜこれほどの抗議活動になったか


この事件と抗議活動の背後には根深い人種対立と新型コロナウイルスが露呈させた社会の分断があるのは間違いありません。そして、トランプ大統領の発言を見る限り、自身の選挙活動のために人種間の対立をも辞さないといった様子も見受けられます。トランプ大統領の支持基盤は白人であるため、人種間の対立は大統領選に有利に働くといった計算もある可能性も考えられるでしょう。

さらに言えば、こうした米国での混乱を歓迎するであろう国が世界にはいくつか存在しています。暴行致死事件自体は過去にもありましたが、ここまで大きい暴動へと急速に発展した陰には、混乱を助長させようとする力が働いているように思えてならないです。そうした力はもしかしたら米国内からだけでなく、他国からもかかっているかもしれません。

米国と世界にとって深刻な事態か


現在新型コロナウイルスによるパンデミックがまだ収まらぬ中、さらなる混乱を招いている今回の事件は、米国の将来に大きな影響を及ぼし得るのではないでしょうか。株価はここ最近上昇きていますが、米国はかなり不安定な状況にあると思って良いでしょう。

トランプ大統領が大統領に当選した後に英国のEU離脱が決まったように、米国で起こったことはその後の世界で起こる事象にも影響を与えていくことが多いです。今後の米国を中心とした世界の政治の流れや起こっていく事件は注視していきたいと思います。

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