コロナショックの影響
2020.4.11

株式会社AWARDです。

新型コロナウイルスの世界での死亡者数が10万人を超えたとのことです。感染者数の増加が緩やかになってきた地域もあるようですが、未だ世界的に予断を許さない状況が続いています。

新型コロナウイルスによる3つの影響


新型コロナウイルスが世界に与える影響はいくつかに分けて考える必要があるかと思います。

1.感染の拡大により人々の健康が脅かされること

2.人々の移動の制限が経済へ悪影響を与えること

3.ウイルスの発生源をめぐる政治的な問題が起こること

などです。

今は世界中の政府が1の健康問題への対処を最優先した政策を取っています。感染の拡大を抑える効果は出ていると考えられますが、それでも4月10日午前3時時点で感染者数は165万人を超え、死亡者数も10万人を超えることになりました。2001年の同時多発テロの死亡者数が約3千人、2011年の東日本大震災の死亡者数が約1万6千人であることを考えると、いかに今回の新型コロナウイルスという災害が大きな規模のものか感じられるのではないでしょうか。

経済への影響は?


国連は「最悪の予想」が現実となった場合、世界の国内総生産(GDP)は2兆ドル(約215兆8177億円)相当低下し、経済成長率は0.5%に落ち込むと予想しています。またIMF(国際通貨基金)のトップは、今年の世界全体の経済成長率についてマイナスに転じ、世界恐慌以降で最悪になると見込んでいるとの見通しも示しています。

世界経済の成長率がマイナスになるというのが現実になれば、リーマンショックを超える経済危機ということになるかと思います。リーマンショックの際には、その翌年の2009年に世界の経済成長率が0.3%にまで落ち込みましたが、マイナスになることは回避しました。リーマンショックは金融機関を中心とした金融システム不安によって起こりましたが、今回はリアルな経済活動がストップしていますので、経験のしたのことのない未来が待っていると考えられます。

ウイルスに打ち勝つために


しかし、人類はこれまでにも様々な災害、戦争、病気などに立ち向かい、世の中を良い方向に変えてきました。今回の新型コロナウイルスについても世界中で有効性が高いと考えられる薬剤の実用化に向けた臨床試験が進んでいますし、ウイルスへの耐性を得るためのワクチン開発も進んでいます。こうした努力の成果は今回もきっと報われるのではないかとわたしは考えています。

健康への被害の拡大を抑えられるようになってくれば、経済も同じように回復に向かっていくことでしょう。世界中の政府はかつてないほどの規模での経済対策を打つことを決めています。まだまだ先行きは不透明ですが、前を向いて自分にできることを進めていくことを意識していければと思います。

 

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