IMF (国際通貨基金)とは【経済】
2016.5.6

株式会社AWARDの渡邉です。世界の経済の中で大きな役割を担っている組織である『 IMF 』を知っていますか??世界経済の見通しを出したり、日本に対して税金をもっと上げるように勧告を出したり、破綻した国が出てくると融資を行ったりする役割を担っています。本日はそんなIMFについて取り上げてみたいと思います。

IMFはInternational Monetary Fundの頭文字であり、日本語にすると『国際通貨基金』となります。IMFは実は国際連合の専門機関であり、本部はアメリカのワシントンDCにあります。世界中のほとんどの国が加盟しており現在では188か国が名前を連ねています。

主な役割としては、
・為替相場と各国の為替政策の監視
・加盟国の経常収支が著しく悪化した際の融資の実施
・多国間決済の安定性の確保
等になります。各国の中央銀行の取りまとめ役的な位置づけにある機関ということになるでしょうか。活動の歴史は戦後にまでさかのぼり、1946年から始動しています。第2次世界大戦後の復興政策の一部として立ち上がり、それ以来世界の中央銀行を取りまとめ経済を安定化させる役を担ってきています。

なおこのIMFの運営ですが、世界各国からお金を拠出しあって行われています。日本はその中でも多くの拠出額を出している国であり、年間1兆円以上のお金を拠出しています。この拠出額はIMFにおける投票権に反映されることになっていますので、日本のIMFにおける発言権はある程度強いと言えるでしょう。

さて、そんなIMFですが、2010年に日本に対し「消費税15%」を提言するレポートを発表しています。現在の消費税率は8%ですから実に2倍近い税率ですね。発表当時にはまだ消費税が5%でしたから実に3倍の値でした。世界の中央銀行の取りまとめ役であるIMFからそういった指導を受けるというのは、日本の経済の見通しに不安も出てしまいますよね。日本は消費税をさらに増税しないといけない国なのでしょうか。次回はIMFからの出てくる提言について少し触れてみたいと思います。

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