株式会社AWARDです。
世界で観光で収入を得ている国、観光に多くお金を使っている国というとどこのイメージになるでしょうか。本日と明日は観光に関する世界の国のランキングをご紹介したいと思います。
インバウンドとアウトバウンド
観光業界ではインバウンド・アウトバウンドという言葉が良く用いられたりします。意味としては、
インバウンド…外国人が訪れてくる旅行のこと
アウトバウンド…自国から外国へ出かける旅行のこと
となります。中国から日本に観光客がやってくるのはインバウンドであり、日本からハワイに観光にいくのはアウトバウンドということですね。各国において観光産業は重要な収入源の一つになりますが、世界の国でインバウンド・アウトバウンドが多い国というのはどこになるのでしょうか。
インバウンドのランキング
2017年の各国の観光収入ランキングを見てみますと、上位はこのようになります。
1位 アメリカ 251,361
2位 フランス 69,894
3位 スペイン 68,437
4位 タイ 62,158
5位 ドイツ 56,173
(数字は100万ドル)
こうして見ると群を抜いてアメリカの観光収入が大きいのと、タイが上位に食い込んでいるのが目立ちます。GDPの規模などを考えると、タイは観光が経済を支えている国だと言えそうです。
ちなみに日本は10位となっており、その規模は36,979万ドルです。これはタイ、香港に次いでアジアで3番目の規模になります。世界の中でも比較的大きな観光収入を得ている国になっているのが、この順位からは感じられるのではないでしょうか。
日本は目標として、訪日外国人旅行者数を2020年で4000万人にし、訪日外国人旅行消費額も2020年に8兆円にするといった数字を掲げています。現在の約2倍の規模ですから、オリンピックを起点に大きく観光産業を成長させたい政府の思惑があるようです。
ではアウトバウンドは?
さて、インバウンドにおける上位の国は本日ご紹介させていただきましたが、アウトバウンドに関しては明日またご紹介させていただきたいと思います。海外旅行客が多い国が上位に並ぶと思われますが、どこが上位に入ってくるかぜひ予想してみてください。
ヒントとしては『海外に観光に行くだけの経済的な余裕があり人口が多い国』です。