一人当たりGDP
2019.2.16

株式会社AWARDです。

経済規模の大きさを示す指標として使われることが多いGDP(国内総生産)。このGDPを使って世界の国々を比較してみるとどのようなことが分かるでしょうか。

GDPとはなにか


GDPとは、「一定期間(主に1年間)に生み出された付加価値の総額」を指します。もっと簡単に言うと、「国が1年間にどれだけ儲けたのか?」という指標になります。具体的には、

GDP=民需+政府支出+貿易収支

という式で表すことができます。それぞれの言葉の意味は、

民需:消費と投資
消費=生活者が行った支出
投資=企業が行った支出
政府支出:政府が使うお金
貿易収支:輸出額-輸入額

です。使ったお金が生み出された価値というと分かりにくいと思いますが、支出をした人がいるということは、それを受け取り儲かる人がいうことです。そのため、儲かるお金は消費額からわかるのです。

GDPのランキング


それでは国々のGDPのランキングは今どうなっているかご存知でしょうか。現在のGDPの国ごとのランキングを見ると、

【名目GDP】
1位 米国
2位 中国
3位 日本

となっています。10年ほど前までは日本が世界で2位でしたが、今は中国に抜かれています。また、GDPを人口で割った一人当たりGDPは、その国に住む人の経済的な豊かさの基準の一つになります。こちらについて2017年の順位を見てみると、

【一人当たり名目GDP】
1位 ルクセンブルク
2位 スイス
3位 マカオ

となり、ガラッと順位は入れ替わります。それでは日本は一体何位かと言うと、

25位 日本

です。ヨーロッパの国々が上位に多く来ますが、アジアの国々の中でもマカオ、シンガポール、香港よりも下の順位となっています。GDPから見ると日本は世界の経済大国というイメージは間違ってはいないのですが、一人当たりGDPで言うと、実はそれほど豊かな国ではないのかもしれませんね。

順位が下がる日本


一人当たりGDPでも日本が世界の上位であった時期はありました。平成の最初くらいには世界で3位という順位をつけたこともありますし、2000年には世界2位の一人当たりGDPだったときもあります。日本の一人当たりGDPの順位は徐々に下がってきているのです。

時が流れることによって、栄光は過去のものになります。これから世界での存在感が減っていく日本において、どう自分の人生設計をしていくのか、そして自分たちの次の世代には何を残すのが良いのか、ぜひ考えていただければと思います。

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