ミャンマー に和製証券取引所?【海外】
2016.3.28

株式会社AWARDの渡邉です。皆さんは ミャンマー という国をご存知でしょうか。タイの隣に位置しており、長らく軍事政権が国の運営をしていましたが昨年行われた総選挙でアウンサンスーチー氏が率いる国民民主連盟が過半数の議席を取ったことなどでも話題になっている国になります。人口は5000万人ほどでこれからさらに経済が発展することが見込まれている東南アジアの国の1つです。

そんなミャンマーでは昨年の12月にヤンゴン証券取引所が開設されておりました。証券取引所ですので、株の売買などが行われる場所ですね。日本ですと東京証券取引所や大阪証券取引所に当たる場所になります。そのヤンゴン証券取引所で、3月25日についにミャンマーでの上場企業第1号となる投資会社ファーストミャンマーインベストメントが上場し、記念すべき株の取引が開始されたとのことです。ちなみに同社の株価は初日に値幅制限いっぱいまで上昇したそうですので、いわゆるストップ高だったようですね。ミャンマーという国に対する期待値が表れている結果とも言えるでしょう。

さて、なぜ今回あまり日本に馴染みのないミャンマーのことを取り上げたかと言うと、実はヤンゴン証券取引所に日本がとても深く関わっているからです。ヤンゴン証券取引所に対しても出資をしている会社があり、51%の株はミャンマー経済銀行という政府系の銀行が持っています。では残りの49%は誰が出資しているのか、ということなのですが、なんと大和証券グループと日本取引所グループが保有しているんですね。つまりヤンゴン証券取引所の株は49%日本の企業が持っている、ということになります。日本の官民がミャンマーにおける制度作りやシステム導入など全面支援したということになり、こういった例は日本にとっても初めてのようです。日本人としてもこういったニュースを聞くのはうれしいですよね。

証券取引所ができて株式の売買が始まるということは、上場する企業が株式市場で資金が調達できるようになるということです。資金がうまく調達できる環境になっていけばミャンマーの企業の成長をさらに押し上げる効果も期待できるでしょう。実は和製取引所であるヤンゴン証券取引所を中心とした、ミャンマーの益々の発展に注目です。

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