G20閉幕 声明 発表 【経済】
2016.2.27

株式会社AWARDの渡邉です。2月26、27日に開催されたG20の財務相中央銀行総裁会議は、27日の夜に討議の結果をまとめた『 声明 』を発表しました。世界を代表するG20の国々からの声明ということで月曜以降の世界市場には影響を与えることでしょう。今回のコラムではこの声明文についてまとめてみます。

まず最も中心となるのは、G20の各国が政策を総動員して世界経済の成長を支える姿勢を打ち出したことでしょう。世界経済の現状確認では、下方リスクと脆弱性が高まっていることに対する警戒感を示しました。ただし、市場の変動の規模については経済の実態を反映したものではないとして、金融市場の動揺は行き過ぎでいるという見方もしています。この現状に対して各国が金融・財政すべての政策手段を用いて対応していくという姿勢を打ち出したというのが最大の趣旨になるでしょう。

そこに加えられている具体的な内容としては下記の3点があります。

機動的な財政政策を実施すること
通貨の競争的な切り下げを回避すること
構造改革の早急な進展を行うこと

そして米国の利上げなどによって新興国からの資金が流出している問題に対しては今後具体的な対策について検討されていくとされています。

今回のG20では改めて主要国の金融財政政策を担う担当者が一堂に会して、世界経済の成長に対する認識を確認して協調していく姿勢を打ち出したことに意味があると言えます。ここ最近は世界経済が非常に揺れていたこともあり、この声明が市場にどのように影響を与えるのかは月曜日以降の市場動向を注意深く観察していきたいところです。株式市場は土日はお休みですので、こういった大きな出来事が土日にあると月曜の朝一に市場が大きく動くようなこともあります。株等の資産運用を行っている方は、急激な変動に気をつけていきましょう。

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