確定申告間もなくスタート

税金

株式会社AWARDの渡邉です。

確定申告の季節がやってきました。個人事業主の方や、副業をしている方、複数の仕事を持っている方にとっては、昨年1年間の総決算といったイベントになります。

1.確定申告の期間は

2.どこから申告すれば良いか

3.必要な準備

といった流れでご紹介させていただきます。

1.確定申告の期間は


確定申告はいつでも行えるわけではなく、前年の1月1日から12月31日までの分を、2月16日から3月15日までに提出する必要があります。

3月15日が土日にあたる場合は、次の月曜日が期限となりますが、2023年は3月15日は金曜日ですからそこまでが期限となっています。

なお、期限に間に合わない場合であっても税務署は申告書を受け付けしてくれます。ただし、期限を守らない場合は「無申告加算税」といったペナルティがありますので注意が必要です。

2.どこから申告すれば良いか


確定申告書の提出手段はいくつかあります。税務署の窓口へ提出するイメージがある方も多いと思いますが、郵送やe-TAXでの申告など様々な手段が用意されています。

最近はe-TAXがかなり便利になっており、マイナンバーカードと対応するスマートフォンがあれば、事前の届け出などもなしでWEB上で確定申告ができるようになっています。

e-TAXの場合は、こちらの確定申告書等作成コーナーで指示に従って進めていくだけでも確定申告が可能です。

国税庁 確定申告書等作成コーナー

e-TAXの場合は、

・送料、交通費不要

・添付書類が原則省略できる

・還付金が早く受け取れる

・青色申告の控除額の上限が大きくなる

・申告書の控えがデータでもらえる

といったメリットがたくさんあります。まだやったことがない方も試してみてはいかがでしょうか。

3.必要な準備


確定申告をスムーズに行うためには、

・給与所得や公的年金等の源泉徴収票

・医療費の領収書等

・社会保険料、生命保険料、地震保険料の控除証明書

・寄附金の受領証

などを用意しておく必要があります。

あとは早め早めに手続きをすることをお勧めいたします。自分だけでは難しい、という場合は税務署にて無料の相談コーナーが用意されているので、そちらを利用するのも良いですし、税理士さんに申告をお願いするのも良いです。

ただし、個人の確定申告の時期はみな一緒ですから、申告期間中は相談コーナーもが混みあいますし、税理士さんも手が一杯で新たな依頼は断ることも多いかと思います。

自分だけではどうしようもない、という状況で申告期限を迎えないように早めに動き出していきましょう。


執筆者:渡邉亮

こちらのコラムは日々金融情報に触れて頂きたいという想いから継続して配信しています。あなたにとって大切な方にぜひご紹介ください。

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