税と社保のスケジュール
2021.4.17

株式会社AWARDの渡邉です。

ちょうど今月の4月15日には個人の所得税の確定申告と納税の期限が来ましたが、他にも税金や社会保険料は金額の決定タイミングや納付時期が色々と存在しています。本日は税金や社会保険料のサイクルについて簡単にご紹介させていただきます。

個人の所得税は?


個人の所得税については、1月1日から12月31日を一つの期間として計算されることになります。各年の1月1日から12月31日までに得られた個人の所得について計算をして申告・納税するのが、確定申告です。

そして確定申告書の提出期間は、毎年2月16日~3月15日までの1か月間が原則となります。今年は新型コロナウイルスの影響を鑑みて4月15日まで期間が延長されていたことになります。

この期間中に前年に得られれた所得をまとめて、申告することになるわけですが、計算に使う書類などは年末から年初にかけて、色々なところから送られてくることが多いです。保険会社やふるさと納税先の自治体などから送られてくる必要書類は、まとめて保管しておくのが良いですね。

また給与所得者の方は、1月から12月の給与からその年の所得税の概算が源泉徴収税としてそれぞれ引かれているようなイメージになります。それを最後に調整するのが年末に行われる年末調整、なわけですね。

個人の住民税は?


さて、それでは個人の住民税はどのようなスケージュールで決まってくるのでしょうか。所得税は国に納める税金なのに対して、住民税は都道府県や市区町村といった自治体に納める税金となります。

こちらは個人の所得税と同じく1月1日から12月31日の期間で計算されます。しかし、そのあとの納付のタイミングが異なっており、給与所得者の方は毎年5月~6月ごろ、「住民税決定通知書」が会社から渡されます。そして6月から翌年の5月にかけて給与からの天引きで住民税を支払うことになります。

つまり、住民税は昨年1年間の分を今年の6月から来年の5月にかけて支払う、といったイメージになるわけですね。給与所得者でない方は自分自身で送られてくる納付書を使って住民税を納めていくことになります。

社会保険料の場合


そして社会保険料の場合は計算のタイミングが異なります。

給与所得者の方の場合は、4~6月の給与の額に応じて、その後の社会保険料の額が算定されます。ここで改定された社会保険料は9月から変更となることになります。大きく給与が変わると期の途中でも社会保険料が変わることはあるのですが、基本的には9月から翌年8月までは同じ額の社会保険料が徴収されるイメージとなっています。

このように税金、社会保険料はそれぞれで額の決定のタイミング・納付のタイミングが異なっています。これらの流れを把握しておくと、急な出費に驚くことなどを減らすことができるのではないでしょうか。他にも固定資産税、贈与税など、申告納付のタイミングが少しずつ違うものもありますので、対象になりそうな方は意識してみていただければと思います。


執筆者:渡邉亮

こちらのコラムは日々金融情報に触れて頂きたいという想いから継続して配信しています。あなたにとって大切な方にぜひご紹介ください。

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