超富裕層の少ない日本

相続・事業承継

株式会社AWARDの渡邉です。

世界で富裕層が多いのはどこの都市だと思いますか?

本日は、

超富裕層の少ない日本

というテーマでご紹介させていただきたいと思います。

1.富裕層の多い都市

2.その中でも超富裕層が多いのは?

3.東京の位置

といった流れでご紹介させていただきます。

1.富裕層の多い都市


投資・移民コンサルティング会社ヘンリー・アンド・パートナーズが毎年富裕層の数を都市ごとにランク付けしています。

100万ドル以上投資可能な個人資産を持つ富裕層の数が多い都市を見てみると、

1位 ニューヨーク(米国)34万人

2位 東京(日本)29万300人

3位 サンフランシスコ(米国)28万5000人

4位 ロンドン(英国)25万8000人

5位 シンガポール(シンガポール)24万100人

6位 ロサンゼルス(米国)20万5400人

7位 香港(中国)12万9500人

8位 北京(中国)12万8200人

9位 上海(中国)12万7200人

10位 シドニー(オーストラリア)12万6900人

となります。

10位までに入っている都市を見ると、米国と中国が3都市で並んでいます。

東京は第2位につけており、富裕層の数は日本の首都である東京も世界的に見てかなり多いことがわかります。

2.その中でも超富裕層が多いのは?


一方で超富裕層となるとどうでしょうか?上位10都市を10億ドル以上の資産を持つ方の数で並べてみると、

1位 サンフランシスコ(米国)63人

2位 ニューヨーク(米国)58人

3位 北京(中国)43人

4位 ロサンゼルス(米国)42人

5位 上海(中国)40人

6位 ロンドン(英国)36人

7位 香港(中国)32人

8位 シンガポール(シンガポール)

9位 シドニー(オーストラリア)

10位 東京(日本)

となります。

超富裕層の数で見ると、上位5都市がすべて米国と中国に固まっています。国として米国と中国は超富裕層が生まれやすい環境のようですね。

3.東京の位置


東京の位置を見ると、100万ドル(約1.3億円)以上の資産を持つ富裕層の数は29万300人と世界の2位に位置付けられています。お金持ちの数自体は世界でもトップクラスです。

一方で超富裕層とされる10億ドル(約1300億円)以上を持つ方の数は、富裕層が多い10都市の中で最下位となりました。

これは良く言えば差がつきにくい、悪く言えば突出した存在が生まれにくい国、と言えるのではないでしょうか。

相続税時の税率を世界各国で比べてみると、日本は課税価格11億円以上で欧米諸国と比較して一番高い税率なっています。世界でも子供や孫の世代にお金を残しにくい環境の国になっているのも日本の特徴と言えます。

4.まとめ


東京は世界でも富裕層が多い都市ですが、一方で超富裕層は少ないです。

突出した成功者が生まれにくい環境が日本だとあると言えそうです。超富裕層は米国と中国に集中している傾向がありますが、この2か国が世界を引っ張っている現状を見ると突出した成功者が出てくることは国の活力を生むためにも大切なのかもしれません。

また日本は世界でも相続税率が非常に高い国として知られています。お金が次の世代に残しにくい国ですから、早め早めに対策を立てて次の世代にお金を残す工夫もしていくと良いのではないでしょうか。


執筆者:渡邉亮

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