法定相続人とは?
2021.5.17

株式会社AWARDの渡邉です。

誰しもが人生の中で経験することになる相続。そんな相続が発生した際に、まず相続人として候補に上がる法定相続人をご存じでしょうか。本日は法定相続人について主にご紹介していきたいと思います。

法定相続人とは?


法定相続人とは、簡単に言えば法律で定められている相続人のことです。相続される側の方を被相続と言いますが、この被相続人の配偶者は常に法廷相続人となります。

そして、配偶者以外の人は下記の順序で法定相続人となることが決まってます。

1位 子ども

2位 直径存続(父母や祖父母)

3位 兄弟姉妹

この順位で相続人は決まることになりますが、順位が高い人が1人でもいる場合は、それ以降の順位の人は法定相続人になることはできません。例えば配偶者がおらず、子どもが一人、両親は健在という方の法定相続人は子どもだけになる、といったイメージです。

法定相続分のパターン


配偶者の方がいらっしゃる場合の法定相続分のパターンは下記の通りになります。

《配偶者のみ》
配偶者:100%

《配偶者+子ども》
配偶者:1/2
子ども:1/2

《配偶者+親》
配偶者:2/3
親:1/3

《配偶者+兄弟姉妹》
配偶者:3/4
兄弟姉妹:1/4

配偶者の方がいらっしゃる場合は、かなり配偶者の方が優先されるのがわかりますね。配偶者の方がいらっしゃらない場合は、法定相続の順序が高い方、つまり、子ども、直系尊属、兄弟姉妹の順に法廷相続人が変わってくることになります。

法定相続人以外も相続はできる


さて、法定相続人というのは相続が発生したとき基本的には相続を受けることができます。しかし、被相続人が遺言書などをのこしていて、特別な相続を指示していた場合は話は別です。遺言書があればその意向に沿った相続が進められることになります。

ただし、法定相続人のうち子どもと直系尊属には遺留分という最低限保障される遺産取得分が存在しています。これは本来の相続分の半分となります。もし、遺言などによって遺留分が侵害されているようでしたら、遺留分の主張をすることは正統な権利となりますので、納得がいかない遺産分割になりそうであれば主張してみるのも良いでしょう。

相続される立場の方としては、生前のうちにできるだけスムーズな相続ができるように準備をしておくことが重要です。相続は場合によって、争族にも爽続にもなる、と言われます。早め早めの対策を心がけましょう。


執筆者:渡邉亮

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