相続と二次相続
2018.9.15

株式会社AWARDです。

相続は、する側でもされる側でも一度は経験する可能性が高い人生の中の大きなイベントです。そこでは多くの方の感情が複雑に交じり合うため問題が発生することも多々あります。本日は相続と二次相続をテーマに書かせていただきます。

相続で発生する問題


相続で発生し得る問題としてはどのようなものが挙げられるでしょうか。例えば、

・遺産分割協議
・相続税の支払い
・銀行口座の凍結
・隠された資産や負債の発覚
・遺言書の不備
・偏った遺言書
・遺留分をめぐる争い

などがあります。どれも大きな問題に発展し得る話ですが、遺産分割協議や相続税の支払いについてはどのご家庭でも考えておく必要がある課題かと思われます。

二次相続が課題に


既存の相続対策の多くは、「一次相続(両親のどちらかが亡くなった場合の相続)」を中心に語られることが多いです。ただし、本格的に問題が表面化するのは「二次相続(残された配偶者が亡くなった場合の相続)」の時ということも多いようです。両親のどちらかが存命の一次相続の際には、遺産分割協議においてその方を中心にまとまることができる場合も多いようです。しかし、両親どちらも不在になってしまう二次相続の際には、相続を主導する方が不在になってしまうことで大きな問題に発展する可能性が出てきます。

そして、相続税に関しても「配偶者控除(配偶者の税額軽減)」が用意されているため、一次相続での相続税は比較的少なくて済みます。配偶者控除とは、被相続人の配偶者が遺産分割や遺贈により実際にもらった正味の遺産額のうち「1億6,000万円」「配偶者の法定相続分相当額」のいずれか多い金額までは、配偶者に対する相続税はかからないというものです。配偶者控除の効果は非常に大きいと言えるでしょう。

先を見越した事前対策を


では二次相続の際に大きな問題が発生するのを防ぐためには、どのような対策が取れるのでしょうか。これは二次相続までを見越したシミュレーションを行い、遺産分割や相続税の納付でもめないための準備をあらかじめ実施しておく、ということに尽きるかと思います。ただし、二次相続までを見越した対策ができる専門家というのは、世の中にそれほど多くないことも知っておく必要があります。

このような準備をしたい場合には、資産税という相続等を専門にする税理士に依頼したり、コーディネートの専門家に依頼して良いチームを紹介してもらうようにしてみてはいかがでしょうか。事前準備によって、相続が争続・騒続・爽続のいずれになるか分かれてくるのではと思います。

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