株式会社AWARDです。
年末から年度末にかけては生活の変化とともに引っ越しが増える時期です。そして意外とお金がかかるのが、引っ越し関連のお金。どのようなお金がかかってくるのか見てみましょう。
賃貸で家を借りる場合、初期費用は思ったより多くかかりがちです。入居時にかかる費用としては、
敷金…家賃の1~2ヶ月分
礼金…家賃の1~2ヶ月分
仲介手数料…家賃の1ヶ月分
といった金額が相場になってきます。このうち敷金は退去時の原状回復に使われる費用で、場合によっては返還されますが、他のお金は戻ってこないお金となります。
また引っ越し代も時期や距離によって異なりますが、50㎞圏内の通常期の相場を見てみますと、
ひとり暮らし…3万4千円
家族(2人)…4万2千円
家族(3人以上)…6万6千円
ぐらいのようです。賃貸を借りるために必要なお金と、引っ越しに必要なお金を考えると、最大で賃料の5~6ヶ月分の出費があることを覚悟しておいた方が良さそうですね。
このように引っ越しにはなにかとお金がかかるものです。安い家賃の部屋に引っ越したと思ってもトータルコストを見るとあまり得ではない場合もあり得ます。例えば、
家賃10万円(敷金・礼金・仲介手数料なし)
家賃10万円(敷金1ヶ月・礼金2ヶ月・仲介手数料1ヶ月)
ですと、2年間住んだ場合のトータルコストは、上が240万円、下が270万円(敷金は戻ってくるとして計算)です。24ヶ月でならすと、上は月あたり10万円、下は11万2500円です。見た目の家賃が同じでも月当たりの出費は1万円以上高い、なんてことも十分にあり得ますのでその点には注意すると良いでしょう。
生活を変化させる時期にはなにかとお金がかかるもの。そのタイミングでお金がない、なんて事態を防ぐためにも日ごろから計画的な貯蓄と運用を行っていきたいものです。
こちらのコラムは日々金融情報に触れて頂きたいという想いから継続して配信しているものになります。あなたにとって大切な方にぜひご紹介ください。
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