株式会社AWARDの渡邉です。結婚や転勤などで生活環境が変わると、それに伴って引越しの必要が出てきます。そういった場合にはたいていの場合は賃貸物件を新たに探すことになるかと思いますが、その際の選び方について考えてみました。
賃貸で人気がある物件の条件というのはある程度決まっています。特に多くの方から条件として挙げられるのが、
①駅から近いこと
②通勤までの時間が短いこと
③周辺のコンビニ・スーパーが充実していること
④バス・トイレが別であること
⑤独立洗面台があること
⑥収納場所がたくさんあること
⑦2階以上であること
などがあります。確かにどれも自分が住むことになったら魅力的な条件ですよね。しかし条件を絞れば絞るほど、家賃は上がってしまうもの。折り合いをつけるのは難しいところです。そんな時は自分にとって絶対に外せない条件はどれか優先順位を明確にするのがお勧めです。
最近友人で引越しを検討して見事に条件に当てはまる物件を見つけた方がいました。その方の場合は、
①車を所有しているので駐車場があること
②2人暮らしができること
の2点を絶対に外せない条件として優先順位をつけることができていたため、非常に物件選定がやりやすかったそうです。もともと駅から歩くのはそれほど苦にならないとのことで、駅からの距離はあるけれども駐車場が敷地内についている雰囲気の良いマンションを見つけることができ、家賃も折り合いがついたとのことでした。
自分が住む物件を選ぶときには、このように優先順位を明確にすることでぴったりな物件を見つけることができます。ただし、もし自分が不動産の賃貸経営をしたいのであれば別の視点を持つ必要があります。それは、多くの人が何を優先順位にして物件を選定するのか、という視点です。多くの人から選んでもらえる物件でなければ、賃貸経営をする上で入居者探しに苦戦してしまいます。多くの方が選んでくれる物件であれば入居者もつきやすく安心して賃貸経営ができますよね。自分が住む場合と人に貸す場合で、逆の視点から見るのがコツだと言えるでしょう。もし投資用の不動産を購入なさる場合にはそんな視点も持ってみてくださいね。
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