住宅にかけるお金
2020.10.12

株式会社AWARDの渡邉です。

皆さんは住宅にかけるお金はどのくらいが適切だと思いますか?人生の三大支出の一つである住宅資金ですが、月々の支出はどのくらいの額ならば適切と言えるのでしょうか。

基準は様々


住宅資金に関しては、人によってかなり見解が分かれるところです。

まず一口に住宅資金と言っても、賃貸で住み続けるのと住宅を購入するのとでは、大きくお金の流れが異なります。購入した場合は月々の支払いの一部が資産に変わっていくからです。しかし、ここではどちらも合わせて住宅資金として捉えて、月々の支出に着目していきたいと思います。

FPの中には住宅関連の支出は、手取り収入の20~25%程度に抑えるのが良いという方が多いです。しかし、この数字で考えると、手取り30万円の方が住める家というのは家賃や住宅ローンの返済額が7.5万円ということになります。都内などですと、住める家はかなり限られてきそうです。

融資時の基準


一方で住宅を購入する際には、住宅ローンをどのくらい借りられるか、という借入れの上限も一つの基準として出てくるかと思います。例えば、固定金利で借りることができるフラット35の場合ですと、

①フラット35の毎月の返済額の4倍以上の月収があること
②1に加えて、年収に占めるすべての借入金の年間合計返済額の割合が次の基準以下であること
年収

300万円未満:25%

300万円以上~400万円未満:30%

400万円以上~700万円未満:35%

700万円以上:40%

といった基準になっています。ちなみにこちらは今年の10月から導入された基準で、以前とは少し異なっているのに注意が必要です。

住宅関連費用は収入の25%が目安


フラット35の場合でも返済額の4倍以上の月収を条件にしていることを考えると、住宅関連費用は手取り収入や額面の収入の25%を目安にするというのは健全な家計作りのためには悪くない基準かと思います。実際には難しく感じる方もいるでしょうが、そこを目指して収入を上げることなども考えていけると良いでしょう。

衣食住というくらい人の生活の基本となる住環境ですが、そこにお金を使いすぎると健全な家計を保つのは難しくなります。一度購入したり引越ししたりすると、支出を変えるのは難しくもなるため、住環境を変えるときには慎重に判断をくだすようにしましょう。

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