マイホーム vs賃貸 数字を使って比較しました【不動産】
2016.1.17

株式会社AWARDの渡邉です。
前回まで2回のコラムに渡って マイホーム 、賃貸のそれぞれのメリット・デメリットについて取り上げてきました。今回はいよいよマイホームと賃貸どちらの方が金銭的にお得かをシミュレーションをしていきます。

さてここでは3000万円のマンションを購入する場合を基準に考えていきましょう。同ランクのマンションを借りる場合の家賃は10万円程度と想定していきます。住宅ローンの期間を基準にして35年間での計算をしてみますね。

【マンション購入の場合の支出】
※物件価格3000万円、頭金300万円、住宅ローン2700万円の35年ローンで金利は固定1.6%で計算します。

頭金:300万円
仲介手数料・諸費用(登記費用等含む):130万円
住宅ローン:3528万円(月々8万4千円の支払い)
管理費や修繕積立金:1.5万円×12ヶ月×35年=630万円
家財・火災保険料:1万円×35年=35万円
固定資産税などの税金:10万円×35年=350万円
住宅ローン減税:20万円×10=200万円(これは戻ってくるお金として計算します)

総合計:4773万円

【賃貸の場合の支出】
※家賃10万円で10年に1度程度引っ越しをしたケースで計算します。

家賃の合計:10万円×12ヶ月×35年=4200万円
更新料(1ヶ分の家賃を2年に1度):10万円×16=160万円
家財・火災保険料:1万円×35=35万円
引越し費用:30万円×3=90万円
敷金・礼金(それぞれ1ヶ月分):20万円×3=60万円
賃貸紹介料(1ヶ月分を3回):10万円×3=30万円

合計:4575万円

と計算してみると200万円ほどマンションを購入した場合の方が多くお金を支払うことになりました。しかし、ここで忘れてはいけないのがマンションは住宅ローンが終わった時点で完全に個人の資産となるという点です。

場所をきちんと選んで購入した場合、35年後に3000万円で購入したマンションが200万円になっているということはないでしょうから(最近は人口が減っている地域のマンションが100万円などで売りに出されているので過信も禁物ではありますが、、、)最終的にマンションは購入した方が得であったという結論が出せるのではないでしょうか。

、、、さて、ここでなんとなく違和感を感じている方はいらっしゃいますでしょうか??そうです、こういった試算はちょっとした条件の変化で簡単に変わってしまうんです。賃貸の場合は引っ越しの度に安い家賃の部屋に引っ越すこともできますし、マンションを購入する場合でも変動金利を選択すると金利はずいぶん抑える事ができます。

はっきりとどちらが得か結論を出すのは本当に困難です。この試算は3000万円のマンションを購入したケースでやっていますが、自分の想定するマンションの値段や家賃の値段を考えてそれぞれのケースで試算してみないとどちらを選択するかは決まらないのではないでしょうか??

マイホーム派・賃貸派どちらの方にもお伝えしたいのは、巷の情報に流されずに、自分の手を動かして計算したり考えてみることです。今回の試算も計算方法の参考となればと思いやってみましたのでぜひ参考にして頂ければ幸いです。

カテゴリーから記事を探す