年金の真実①【年金】
2016.10.22

株式会社AWARDの會田です。この度、年金の受給資格を手に入れるために必要な保険料の納付期間を、25年から10年に短縮する法案が衆院厚生労働委員会で審議入りしたそうです。年金をもらえない無年金者を減らすことにつながるということで、今国会で成立すると見られています。

知らない方が多いと思いますが、現在年金をもらうためには最低でも25年間年金保険料を納付しなくてはいけません。現在の制度ですと頑張って働いて年金を20年間納付したとしても、1円も年金はもらえないようになっているのです。

そして今回の法案が成立すると、新たに約40万人が年金の受給権を得ると見込まれています。17年10月から支給が始まることになっており、10年間の納付による年金額は月約1万6千円となっています。毎月1万6千円では全く生活はできないかもしれませんが、少なくとも今まで貰えてなかった40万人の方にとってはありがたい改正です。

ちなみに現在の国民年金の保険料はいくらかご存知でしょうか?平成27年度の第1号被保険者の保険料は、1ヶ月あたり15,590円となっています。1年間で、

15590円×12ヶ月=18万70,80円

の国民年金保険料を支払うことになります。ちなみにこの金額は、平成28年度4月からは16,260円に上がる予定になっており、毎年少しずつ支払う額は増え続けています。これに対して現在国民年金として貰える額は、20歳から60歳までの40年間保険料をちゃんと納付していた場合で、

年間約80万円

ということになっています。今の保険料でいくと、だいたい4年間に払った額と同じ額を1年間で貰うことになっています。つまり払った額より年金を受け取るには、年金を貰い始めてから20年ほど受け取り続ければ良いということになりそうです。しかし国民年金の今後を考えていくと、いくつか不都合な真実が浮かび上がってきます。次回はそんな年金の不都合な真実についてご紹介していきます。

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