年金はどのくらい貰えるか?
2020.6.15

株式会社AWARDの渡邉です。

こちらのコラムを読んでいる方の多くは、国民年金や厚生年金に加入し、毎月年金保険料を払っていることでしょう。決して小さくない金額が月々給料や収入から引かれていることになります。

しかし、大きい金額が引かれているにも関わらず、ほとんどの方はいったいいくらぐらい年金がもらえるのかは知らないのではないでしょうか。本日は実際に現在の年金受給者の方がいくらくらい年金を貰えているかについて見ていきたいと思います。

現在の平均受給額


厚生労働省の「厚生年金保険・国民年金事業の概況(平成30年度)」のデータによると、厚生年金の平均年金月額は、14万3,761円です。男女別でみると、男性の平均年金月額が16万3,840円なのに対して、女性は10万2,558円となっています。

また、基礎年金の平均年金月額は、5万5,708円です。男女別では、男性の平均年金月額は5万8,775円で、女性は5万3,342円です。こうして見ると、厚生年金・国民年金ともに女性の方が平均受給額は小さいことがわかります。

特に厚生年金では給与に応じて受給額が変わるため、ライフイベントの変化で仕事を一時的にやめたり給与が減ったりしやすい女性の方が、貰える額が小さくなりやすいということでしょう。

モデルケースで考えると


こうした金額からいくつかモデルケースを考えてみます。。例えば男性の会社員の方と専業主婦の女性のお二人が世帯としてもらえる平均額は、

16万3,840円+5万3,342円=21万7,182円

となります。つまり月々の年金受給額は2人合わせて20万円ちょっとということですね。

お二人とも自営業のケースで考えると、

5万8,775円+5万3,342円=11万2,117円

となり、2人で10万円ちょっとということになります。

老後の生活費を考えたとき、これで足りない部分は、貯蓄等で賄える準備をしておく必要があるということですね。

減額や支給開始年齢の後ろ倒しも


しかし、こちらの数字はあくまでも平成30年度のデータ。今後年金の支給額は減額したり、支給開始年齢が後ろ倒しになる可能性が非常に高いです。そうなってきますと、現在の若い世代の方は、年金をあてにはできなくなり、自助努力で用意しておくべき老後の資金が増えることになるでしょう。

老後の2,000万円問題という言葉が昨年は話題になりましたが、今の若い世代は老後の5,000万円問題くらいに捉えておいた方が良いです。5,000万円という数字は非常に大きく感じるかもしれませんが、早いうちから準備を始めることで決して準備できない金額ではなくなります。お早目に将来のための資金の準備はスタートさせることをお勧めいたします。

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