個人年金保険 のメリット【老後】
2016.5.8

株式会社AWARDの渡邉です。マイナス金利の影響で多くの保険会社が保険商品の利率を引き下げる検討をしている一方、今のうちに 個人年金保険 などに加入しておくと良いですよ、という営業マンによる営業トークが増えているようです。個人年金保険というと、言葉の響き的には将来のために備える手段としては良さそうに思われますが、実際のところはどうなのでしょうか??

個人年金保険で最も一般的なものは、月々お金を積み立てて老後に60歳から10年間など決まった期間でお金を受け取っていく確定年金タイプのものでしょうか。30歳から月々1万円を30年間積み立てをして、60歳から貯まった金額より少しだけ多い金額を10年かけて受け取る、といったような商品構造となっています。個人年金保険のメリットとしては、

・銀行の普通預金よりも少しだけ増えるように思える
・老後の資金を強制的に貯められる
・個人年金保険料控除による所得控除がある

といった点が挙げられるでしょうか。今は銀行の普通預金に預けておいてもほとんど利息がつかないので、銀行にお金を預けるよりも個人年金保険などにお金を預ける方が有利なのではないか、と思われる方はいらっしゃるでしょう。また、預金と違って個人年金保険は一度お金を払ってしまうとすぐにはお金を出すことができません。そのため手元にあるとすぐにお金を使ってしまう、という方にとっては強制的な貯蓄効果があるのもメリットと言えます。

そして個人年金保険料控除があるのも所得が高く元々の税率が高い方にとってはメリットがあるでしょう。現在の制度ですと、所得税においては最大4万円、住民税においては最大2万8千円の控除が認められています。個人年金保険の支払い額に応じて控除されますが、年間8万円以上個人年金保険に支払う保険料がある場合に控除額は最大になります。所得税20%、住民税10%の方がいらっしゃったとすると、

所得税:4万円×20%=8000円
住民税:2万8千円×10%=2800円

年間8万円の保険料の拠出で1万800円程度の節税効果が生まれるということですね。8万円払ったお金はそのまま貯まっていくと考えると税金的にはメリットがあるようにも思えます。

さて、では個人年金保険にはデメリットはないのか??と言うとそんなことはありません。なんとなく加入しているという方が多い個人年金保険ですが、次回はデメリットを中心に紹介させて頂きます。

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