厚生年金 はいつから貰える??【年金】
2016.3.11

株式会社AWARDの渡邉です。本日は 厚生年金 の中でも老齢厚生年金をテーマに書いていきます。つまり会社員の方がもらう老後の年金の部分ということになる訳ですが、これは急激に制度が変わりつつあるところになります。

年金って60歳から貰えるものじゃないの??と思われている方もいらっしゃるかもしれません。実は厚生年金は少しずつ貰える年齢が上がってきている段階にあります。2015年の4月2日以降に60歳を迎えた男性の方は、62歳以降でないと貰えなくなりました。

この65歳前に貰えていた厚生年金は、『特別支給の老齢厚生年金』というもので、徐々に貰える年齢が繰り下げられています。男性と女性ですと平均寿命等の考慮もあり、5年制度上の差があるので、2020年4月2日に60歳を迎える女性の方も同様に62歳以降でないと年金が貰えなくなる、ということですね。

完全に65歳以上でないと年金が支給されなくなるのは、
男性の場合…昭和36年4月2日生まれ
女性の場合…昭和41年4月2日生まれ
ということになります。

現在の厚生年金の額は、以下のような式で計算されることになっています。

老齢厚生年金(報酬比例部分)= ①+②
① 平均標準報酬月額×(7.125/1000)×平成15年3月以前の被保険者月数
② 平均標準報酬額×(5.481/1000)×平成15年4月以降の被保険者月数

平均標準報酬月額、平均標準報酬額というのは分かりにくいですが、前者が被保険者期間中の月々の給料の平均額、後者が賞与も合わせた給料の月で割った平均額ということになります。

例えば平均標準報酬額が30万円で平成15年4月以降40年間保険料を納めた場合で、今の計算式で計算すると、78.9万円が1年間に貰えることになります。あくまでも今の計算式ですので、今後さらに減っていく可能性が濃厚ではありそうですが。。。

現在はこれに加えて定額部分、経過的加算などといった部分があるのですが、今後なくなっていく予定です。急激に制度が変わっている部分ですので、まだ若い方は将来的にどの程度厚生年金の恩恵を受けることができるのか、かなり不安なところではありますね。このコラムでいつも書いていますが、やはり国の制度は国の制度としてある程度は頼りになると思われますが、自分自身で将来に備えることは必要でしょう。会社員の方も厚生年金に頼り切るのではなく、自分自身で年金を作る意識を持って資産運用に挑戦していくべきではないでしょうか。

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