厚生年金保険 とは??【年金】
2016.3.9

株式会社AWARDの渡邉です。今回は 厚生年金保険 がテーマです。会社員になると自然と加入していることが多い厚生年金保険。あまり意識することがないかもしれませんが、制度の中身を見ていきましょう。

 厚生年金保険の被保険者は、
・厚生年金保険の適用事務所に使用される70歳未満の従業員
となります。厚生年金保険に知らないうちに加入している方は、厚生年金保険の適用事務所にお勤めということになりますね。パートタイマーやアルバイトの方でも、
・1日または1週間の所定労働時間がおおむね4分の3以上
・1ヶ月の所定労働日数がおおむね4分の3以上
の場合には厚生年金保険の被保険者とされています。ちなみにこの基準は今年の10月1日から若干変更されて、月額給与が88,000円以上といった要件を満たす方も対象になることになります。

ちなみに上記に挙げたような条件に当てはまる方は、事業主の方が従業員の方の保険料を半分支払って下さっています。国の定めた制度ではありますが、半分会社から負担してもらっているというのはありがたい事という意識をもっても良いかもしれないですね。 

 さて気になる保険料ですが、標準報酬月額、標準賞与額といったものから一定の料率により保険料が計算されることになります。この標準報酬月額は、毎年4~6月の3ヵ月間の給与を平均した額から求められ、その年の9月から翌年の8月までその基準に基づいた保険料を支払うことになります。標準報酬月額が大きければ大きいほど保険料が大きくなるので、残業などにより月々の給料が大きく変わる方は、4~6月は残業を抑えて給料を少なくすると8月からの1年間の保険料が小さくなる、ということですね。

標準賞与額は支払いごとに計算されますが、上限は150万円までで年3回までの支給が対象です。上限を超える部分については保険料がかからず給付にも影響されません。このあたりも、厚生年金保険料に影響を与える要素になってきます。

もう一つ、産前産後休業や育児休業等の間は被保険者、事業主ともに保険料は免除されます。さらにこの期間は保険料納付済期間として扱われることになります。長く育休を取った際には年金の受給期間への影響など心配になるかもしれないですが、こういった制度になっているので安心です。

さて数回に渡り払う年金保険料をテーマにしてきましたが、次回からはいよいよ貰える年金と額について解説していきます。

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