確定拠出年金 の活用法【年金】
2016.1.30

株式会社AWARDの渡邉です。 確定拠出年金 について過去3回に渡り概要メリットデメリットを解説してきました。本日は気になる確定拠出年金の活かし方についてまとめていきます。

確定拠出年金の最大のデメリットは資金が固定されてしまうことだと前々回のコラムで書かせて頂きました。原則60歳までもらえないことを考慮して、積立に回す金額は60歳まで使わないで固定できる金額にすべきでしょう。お子さんがいる家庭、共働きの家庭、独身世帯等それぞれ違いはあると思いますが、収入の5~15%くらいを目安にしてみてはいかがでしょうか。例えば月収40万円の方の5%の場合ですと、月々2万円ずつ拠出することになります。年間ですと24万円ですので、22歳から60歳まで拠出を継続した場合の元本は、
24万円×38年間=912万円
となります。仮に年間3%で複利運用されたとすると60歳時点では1,687万円になります。通常は利益である775万円(1,687万円-912万円)に約20%の課税がされるため155万円の税金がかかるところですが、確定拠出年金では運用益に税金がかからないメリットがあります。また企業にお勤めになっていた場合には、退職所得控除を使用することで他の退職金がない場合には一括で非課税にて受け取ることも可能です(38年間勤続の場合)。自分自身で老後資金を作る手段としてはかなり優れていますよね。

さて企業型確定拠出年金は勤めている企業から指定された口座でスタートすることができますが、個人型確定拠出年金に加入したい場合には自分自身で金融機関へと申請を行う必要があります。ではどこの金融機関を選ぶべきかですが、1つ基準になるのは手数料でしょう。個人型確定拠出年金では口座管理手数料が月々かかってきますが、低いところと高いところでかなり差があります。わたしが調べた範囲ですとSBI証券スルガ銀行の手数料はかなり低いのでオススメできそうです(参考)。わたし自身は他の資産運用を行っている口座の関係もあり、SBI証券で個人型確定拠出年金に加入させて頂いています。

さて、それでは運用商品の中ではどのようなものを選べば良いのでしょうか??SBI証券の個人型確定拠出年金の商品群を例に出すと、

定期預金、年金保険、ファンドラップ、国内株式ファンド、国内債券ファンド、海外株式ファンド、海外債券ファンド、REIT、コモディティファンド

等がありました。こうやって書くとちょっと難しいですよね。商品の選び方のコツとしては、定期預金や年金保険といった元本確保型の商品の割合を高くしすぎないことでしょうか。60歳まで出すことが出来ないお金になるので、長期的に成長が望める商品を中心に組み合わせていくのがオススメです。以前のコラムで投資信託の選び方についても取り上げていますので参考にして頂ければ幸いです。税制の恩恵も受けながらコツコツと老後資産を積み上げていける良く出来ている制度ですのでうまく活用していきましょう。

自分だけで口座内容を組むのが難しい場合には商品を選ぶ際のアドバイスなども行っています。60分間無料相談もぜひご活用ください。

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