確定拠出年金 とは ??【年金】
2016.1.26

株式会社AWARDの渡邉です。
公的年金制度について前々回のコラムでご紹介しましたが、自分で作る年金として確定拠出年金が最近話題です。本日から数回に渡って 確定拠出年金 をテーマに書いていきます。

まず、確定拠出年金とはどのような制度なのでしょうか??こちらは国民年金の上乗せとして老後に受け取る年金を形成していくことができる年金制度になります。あくまでも公的年金に上乗せする、という考え方となっておりますので、国民年金の保険料を納めていなければ加入できないルールとなっています。

『日本版401K』とも言われる確定拠出年金ですが、なぜ日本版401Kと言われるのかご存知でしょうか??実は、米国の内国歳入法401条に同様の制度の規定があり日本ではそれを参考にして始まったからです。米国の制度に倣って作られたということですね。なお日本では2001年に始まり、現在の加入者数は昨年の11月末時点で570万人程のようです。

公的年金と確定拠出年金の違いの一つに運用する主体が挙げられます。公的年金は運用を国に任せていますが、確定拠出年金は自分の判断で運用先を選択することが可能です。加入者の方は金融機関が用意している専用の口座に資金を積み立てつつ、あらかじめ用意された運用商品の中から運用先を選んでいきます。用意されている商品には、投資信託・預金・保険商品などが含まれており、この選び方によって将来受け取る年金額が異なってくるというのが大きな特徴ですね。公的年金であるGPIF等の運用に不満がある方も、確定拠出年金であれば自分の判断で年金を確保することができます。

確定拠出年金には、

・企業型確定拠出年金
・個人型確定拠出年金

の2種類があります。企業型確定拠出年金は、退職金制度として導入されていることが多く、企業からも掛け金を拠出してもらい運用資金を積み立てていきます。この確定拠出年金の導入とともに他の退職金は削減されている場合もあるので、より制度を活用することが大切になります。これに対して、個人型確定拠出年金は自営業者や企業年金がない企業の従業員の方が自分で掛け金を出して運用をしていく制度になります。

しかし、2014年12月30日に発表された税制改正大綱によって確定拠出年金を取り巻く状況は大きく変わりつつあります。来年2017年1月から個人型確定拠出年金が大幅に拡充し、今まで対象となっていなかった公務員の方や専業主婦の方、そして企業年金のある企業の従業員の方も対象になることになりそうです。この改正によって新たに対象者となる方は、なんと約2700万人に上ります。今まで自分には関係ない制度だと思っていた方も、確定拠出年金を活用できる機会が出てくるということですね。

さて、次回はなぜ確定拠出年金制度が注目されているのかについてメリットを中心に解説していきます。上手く使えばとても良い制度ですので要注目です。

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