公的年金 の仕組み知っていますか??【年金】
2016.1.24

株式会社AWARDの渡邉亮です。
前回のコラムでは老後に必要な資金額について計算してみました。65歳で引退して、平均寿命まで生きた場合でも6000万円程度の資金が必要という事実には驚かれた方が多いのではないでしょうか。さて、そんな老後に皆さんがあてにする収入が年金になります。今回は年金の仕組みについて簡単に解説していきます。

皆さんは 公的年金 には3つの種類があることをご存知でしょうか??公的年金への加入は日本国内に住所のある20歳以上の方が義務づけられていますが、その方が自営業なのか、サラリーマンなのか、公務員なのかによって加入する年金制度は異なってきます。その異なる3つの年金が、『国民年金』『厚生年金』『共済年金』です。

国民年金には、日本国内に住所を有する20歳以上60歳未満のすべての方が加入することになっています。こちらの年金では老齢、障害、死亡によって基礎年金を受けることができます。一般的に多くの方が想像するのは老齢年金(高齢者になったときに受け取る年金)ですが、障害年金や遺族年金も同じ制度によって支払われるものになります。国民年金の加入の仕方にも「第1号被保険者」「第2号被保険者」「第3号被保険者」と3種類あり、それぞれ対象と保険料の納め方が異なっています。

第1号被保険者は、農業等に従事する方、学生の方、フリーター・無職の方などが対象で、納付書や口座振替などにより自分自身で納めることになります。

第2号被保険者は、厚生年金保険の適用を受けいる事業所に勤務する方となります。国民年金保険料は厚生年金保険料に含まれているため、厚生年金に加入している方は国民年金にも加入していることになります。

第3号被保険者は、第2号被保険者の方の配偶者で20歳以上60歳未満の方になります。なお年間収入が130万円以上で健康保険の扶養に入れない方は第1号被保険者となります。第3号被保険者の方の保険料は配偶者の方が加入する年金制度によって負担されるので金銭的な負担はありません。

以上が国民年金の被保険者の方の概要となりますが、多くのサラリーマンの方は厚生年金保険にも加入していることになります。ですので厚生年金に加入している方は、国民年金の「基礎年金」に加え「厚生年金」を受け取ることができます。

そして公務員の方は厚生年金保険には加入できませんが、共済組合へと加入することになります。共済組合では「基礎年金」に加えて、長期給付という名の「共済年金」を上乗せして貰うことができます。

以上の内容をまとめると、自営業の方は国民年金から「基礎年金」を、サラリーマンの方は「基礎年金」に加え「厚生年金」を、公務員の方は「基礎年金」に加え「共済年金」をもらうことができる、ということですね。そしてサラリーマンや公務員の方の扶養に入っている配偶者の方は「基礎年金」を受け取ることができる、ということになります。

よく主婦の方で『130万円の壁』という言葉が使われることがありますが、こちらは健康保険や年金の保険料負担が発生してくる収入額ということですね。なお2016年の10月からこの『130万円の壁』が少し変わってくることが決まっています。次回は主婦の方が気になるテーマである収入の壁について取り上げていきます。

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