資産形成の手順
2021.7.22

株式会社AWARDの渡邉です。

個人の資産形成を始めるとき、皆さんは最初にどんなことを考えますか?

・まずは節約をして月々の貯金額を増やそう!

・手元にある資産でを買ってお金を殖やそう!

・もっと収入を上げるために副業を始めよう!

など、人によって考えることは様々かと思います。どれも資産形成のためには有効な考え方ですが、個人で資産形成を始める上で、それらの前に考えておきたいことがあります。それが、ライフイベントについてです。

ライフイベント表とは?


日本FP協会が用意している家計チェック用のツールの一つとして、ライフイベント表というものがあります。

日本FP協会 ライフベント表

ライフイベント表は、現在の年における自分と家族の年齢と、将来の家族の年齢とどのタイミングでどんな大きな出費があるかを記載することができるものとなります。

こちらは、将来のイベントと費用を考えるのに便利なツールです。金額などは、おおまかな目安でかまわないのですが、自分や家族が何歳の頃とにどんなことが起こり得るかを一目でイメージできる表となります。目に見える形にしていくことで、将来のイメージが具体化していくことが重要なのです。

目標が決まったら現在地を確認


ライフイベント表は将来のイベントなどを予想するものですから、お金の貯蓄目標などがある程度見えてきます。こうして将来の目標が定まってきたら、次に行うのは現在地の確認です。家計の面で現在の状況を確認するには、

・家計の収支確認表

・家計のバランスシート

などが便利です。

家計の収支確認表では、現在の生活で毎年いくらくらいのお金を貯めることができているかを把握するものとなります。こちらは性質としては家計簿などと同じものですね。マネーフォワードなどのアプリを使っている方はそちらでも代用することができます。

家計のバランスシートは、現在の資産と負債を一目で見ることができる表となります。本当の資産(純資産)というのは資産全体から自分が借りているお金(住宅ローン、奨学金など)を引かないと出てこないのですが、そこまで含めた上で自分の資産を把握するための表です。こちらも最近は家計簿アプリの付属機能で見れるようになっていたりします。

月々貯められる金額と、現在の資産状況がわかったら、資産形成の準備は整うと言えるでしょう。

目標設定⇒現在地の確認⇒方針決定


目標設定⇒現在地の確認⇒方針決定というのは、仕事などでも多くの場合で行われている手順ではないでしょうか。個人の資産形成についても同様でして、このように考えることで全体像を把握した上で資産形成を始めることができます。

目標設定…ライフイベント表

現在地の確認…家計の収支確認表、家計のバランスシート

などを活用することで、資産形成のスタートはスムーズなものになるでしょう。これから、貯蓄、投資、副業を頑張りたい、という方は、どこに向かって頑張るのかを整理する上でもぜひ活用していただければと思います。


執筆者:渡邉亮

こちらのコラムは日々金融情報に触れて頂きたいという想いから継続して配信しています。あなたにとって大切な方にぜひご紹介ください。

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