株式会社AWARDの渡邉です。
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社が4月に発表したレポートによると、2021年夏の民間企業のボーナスは前年比2.3%減の37万4,654円と予想されていました。
こちらは事業所規模が5人以上の会社が調査対象でしたが、まとまった額がもらえるボーナスは会社勤めの方にとっては嬉しいものかと思います。
本日は今年の夏のボーナスについて、世の中の方がどんな使い道を考えているかについてご紹介していきたいと思います。
1番人気は貯金!
2021年の夏のボーナスの使い道については、株式会社ロイヤリティ マーケティングが20代から60代の男女3,000名を対象に調査を実施しています。調査期間は5月28日から29日です。
結果がまとまっているPress ReleaseはこちらからPDFでもご覧いただけます。
『今年の夏のボーナスの使い道を教えてください。(3つまで)』という質問に対して上位10項目と選択した方の割合を挙げていくと、
1位 貯金(37.1%)
2位 食品(ふだん食べるもの)(5.3%)
3位 旅行(宿泊を伴うもの)(5.2%)
4位 外食(食堂・レストラン、和・洋・中ほか専門店)(4.1%)
5位 衣服(3.9%)
6位 財形貯蓄(3.1%)
7位 食品(お取り寄せなど、特別なもの)(3.1%)
8位 ローンや借入の返済(3.1%)
9位 株式(2.1%)
10位 投資信託(1.9%)
となっていました。こうして見ると、貯金の圧倒的な人気が際立ちます。ボーナス=貯金するもの、と考えている方も多いのかもしれませんね。
投資の割合は増加?
なお、株式(2.1%)・投資信託(1.9%)は全体からするとかなり小さい割合ですが、ここ数年で割合は増えています。
《株式》
2017年(1.4%)⇒2021年(2.1%)
《投資信託》
2017年(0.8%)⇒2021年(1.9%)
といった具合です。株式に関しては4年前から1.5倍ほどに、投資信託に関しては4年前から2倍超になっています。割合は少ないですが、ボーナスを投資に回そうという意識を持っている人も増えているということですね。
自己投資もお勧め
ちなみに選択肢にはなかったかもしれないのですが、ボーナスのようなまとまったお金の使い道としては、自己投資もお勧めです。
数日間かかる研修ですとか、資格を習得する講座などはまとまったお金が必要なことが多いですが、ボーナスが入った際には余裕を持ってチャレンジできることが多いでしょう。一度身に付いたスキルは磨いていれば失われることはないので、大きな財産になります。
最も人気だったのは貯金でしたが、お金はただ貯めておくだけではなにも生み出しません。ぜひボーナスなどの臨時の収入は、自分の将来を良くするための金融投資や自己投資に充ててみてはいかがでしょうか。