年代別の金融資産保有額
2021.4.27

株式会社AWARDの渡邉です。

自分の世代の人たちがどのくらいの資産を持っているか、気になるという方は多いのではないでしょうか。本日は金融広報中央委員会が行っている、

家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和2年)

から年代別の保有資産額についてご紹介させていただきます。

年齢別の金融資産保有額


金融資産保有額を出すとき、平均値だけでは一部の大きな資産を持っている方が数字を引き上げてしまうことが考えられますので、中央値もご紹介させていただきます。単位は万円です。

年代 平均値 中央値

20代 292 135

30代 591 400

40代 1012 520

50代 1,684 800

60代 1,745 875

70代以上 1,786 1,000

全世代 1,436 650

いかがでしょうか。ご自身の年代のところと、自分の場合とで比較してみるとわかりやすいですよね。例えば40代の二人以上世帯では、金融資産が1,012万円程度あるのが平均値、520万円程度あるのが中央値ということになります。

借入金がある世代も


さて、資産とともに家計の状況を見るには負債の状況も見ておくと良いかと思います。負債に関しても世代別に見てみると、

年代 平均値 中央値

20代 191 0

30代 1,460 900

40代 1,325 750

50代 729 120

60代 205 0

70代以上 187 0

全世代 671 0

となります。30~50代にかけては、中央値で見ても借入金の残高があるようです。これは住宅ローンを支払っている方が多いから、ということになるのでしょう。

しかし、世代が上になるにつれ借入金の残高は減っていく傾向にあり、平均的な世帯では資産が積みあがっていく様子が見受けられます。

70歳代の金融資産を見ると


こうして見ると、日本人が平均的にどのような資産状況で年齢を重ねていくか分かります。70歳代の金融資産は平均値で1,786万円、中央値で1,000万円となっていますが、この金融資産に年金を加えて日々の生活を送っているのでしょう。

現在は年金の額がある程度は出ているので生活に困るという方は比較的少ないのかもしれませんが、年金の額が減っていく可能性が高い今後は早めから人生設計について考えておく必要があるかもしれませんね。

世の中の金融資産額の平均値や中央値を、自分の家計を見直すヒントにしていただければと思います。


執筆者:渡邉亮

こちらのコラムは日々金融情報に触れて頂きたいという想いから継続して配信しています。あなたにとって大切な方にぜひご紹介ください。

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