英国で正常化進む
2021.4.13

株式会社AWARDの渡邉です。

日本でも新型コロナウイルスのワクチン接種は徐々に進んでいますが、世界ではいくつかの国で先行してワクチンの接種率が高まっています。特に英国でのワクチン接種率は50%近くまで高まってきているとのことで、その様子について知っておきましょう。

都市封鎖の緩和


英国では4月12日より新型コロナウイルス対策の都市封鎖(ロックダウン)の緩和が行われることになりました。英国の文化を象徴する存在であるパブの営業も限定的に再開されたとのことですが、これは4か月ぶりとのことです。

現在、英国では人口の半数程度がワクチンの1回目の接種を完了しています。2020年12月に世界に先駆けてワクチンの接種を開始し、現在までに約3200万人が1回目のワクチン接種を受けました。

2021年1月のピーク時には1日あたりの感染者数が6万人を超えた日もあった英国ですが、現在の1日あたりの感染者は2000人ほどで推移しています。ピーク時に1日1800人ほど出ていた死者も、100人を下回る日が続いているとのことでワクチン接種の効果は鮮明に出ていると言えます。

欧州各国との比較


こうした英国の状況と異なり、他の欧州各国では新型コロナウイルスが猛威を奮っています。フランスでは1日あたりの感染者数が4万人に上っており、全土で外出制限が行われることになり、学校も休校や遠隔授業への切替が行われています。イタリアでも死者数が増加傾向とのことです。

EU全体では1回目のワクチンの接種率は約15%と、英国の約47%と比較すると大きく差がついています。こうしたワクチン接種による経済活動の正常化へのスピードはそのまま経済回復のスピードにも繋がっている様子が見受けられ、英国の経済回復の見込みと比較すると、フランス、イタリア、ドイツは経済の回復ペースも鈍くなることが予想されています。

国としての成果は


ワクチン接種に関しては副作用に対する懸念の声なども上がっていますが、

・感染予防

・死者数の低減

・経済の正常化

などに対しては国全体として成果が上がっている様子が、英国を始めとして米国、イスラエルなどで見受けられます。日本では先進国の中でワクチン接種のスピードは最下位になっていますが、8割程度の方が接種を希望しているという世論調査もありますので、希望者に対する接種が進むことで早い段階で経済が正常化できると良いのではないでしょうか。


執筆者:渡邉亮

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