日本でワクチン承認
2021.2.15

株式会社AWARDの渡邉です。

新型コロナウイルスに対するワクチンが日本でも承認されることになりました。先に接種を始めている他国の状況などを踏まえて、こちらではまとめていきたいと思います。

14日承認、17日摂取開始


米製薬大手ファイザーとドイツのビオンテックが共同開発した新型コロナウイルスのワクチンが、昨日2月14日に国内で特例承認されました。1億回分を超える大量のワクチンが輸入され、今週2月17日からワクチン接種が本格化していくとのことです。

海外ではこのワクチンの承認にあたり、4万人以上が参加した治験が行われました。そこでは95%の有効性が確認されています。日本で行われた治験では日本人160人を対象にしており、海外と同様にウイルスの働きを抑える「中和抗体」の増加が確認されたとのことです。ただし、効果の持続時間などは確立していないとのことですので、今後のデータ収集も大切になってくるでしょう。

日本でのワクチンの対象年齢は16歳以上で、3週間の間隔で2回接種することになります。2回目の接種までに3週間以上期間が空いてしまった場合は、できるだけ早く接種することとされています。

イスラエルでの様子


ワクチンをいち早く接種し始めた国としてはイスラエルがあります。イスラエルでは、昨年の12月19日からワクチンの接種が始まっており、すでに対象になり得る人口の半分以上が初回分、ないしは2回目の接種を受けたとのことです。その数は約350万人にのぼり、臨床試験とは比較にならないほど多くのデータが収集されてます。

ワクチンが2回目に接種されてから1週間後を調べた結果としては、41万6900人のうち感染者は254人だったとのことです。まったく接種されていないグループと比較した有効性は91%に上っており、非常に期待が持てる結果となっています。2回目接種後の22日後では、感染者はゼロとなったというデータも出ています。

ただし、すでに接種対象の半分が1回目のワクチンを接種しているイスラエルでも、新型コロナウイルスを完全に抑え込むところまではいっていません。集団免疫がどの時点でできるのかなどは、今後の研究でわかってくることでしょう。

アジアや日本でのデータも重要


こうした海外からくるデータは非常に貴重なものです。ただし、新型コロナウイルスでの感染率、重症化率、死亡率などに国ごとの差があることは様々なデータからも明らかです。日本で接種が進むことによって、日本でのデータも得られていくことになりますので、それらの発表にも注目してきましょう。

副作用などを懸念する方も多いでしょうが、わたし個人としては順番が回ってくれば接種をする予定です。医療従事者⇒高齢者(65歳以上)⇒高齢者施設の従事者・基礎疾患のある方⇒60~64歳の方⇒それ以外の方(16歳以上)という順に接種のタイミングが来るそうです。

引き続きニュースや自治体からのお知らせなどには注意していきましょう。


執筆者:渡邉亮

こちらのコラムは日々金融情報に触れて頂きたいという想いから継続して配信しています。あなたにとって大切な方にぜひご紹介ください。

カテゴリーから記事を探す