健康の経済的価値
2020.12.22

株式会社AWARDの渡邉です。

皆さんは健康とお金、どちらの方が大切だと思いますか?この問いに対する答えは分かれるでしょうが、多くの方は健康を選ぶのではないでしょうか。

しかし、実際のところハードな仕事によって健康を損なってしまう方などがいるのは事実です。本日は健康の価値について経済的な側面から見ていきたいと思います。

お金持ちほど健康を重視?


一説によるとお金持ちの方ほど、病気になってから治療にお金をかけるのではなく、病気になる前の予防にお金をかけることを意識しているそうです。実際のところ高級なホテルなどでは宿泊中に運動ができるような簡易的なジムがあることが多いですし、スイミングができるようにプールがついていることもあります。

また実際のデータとして、年収が低い人に比べて年収の高い人の方が、肥満度が低く健康診断の受診率が高いというのは数字で出ています。やはり所得と健康には密接な関係があるのは間違いなさそうです。

人的資本の価値


健康を大切にすることによって、医療費は削減することができます。健康を保つことで医療費がかからないのであれば、健康に経済的な価値があったと言い換えることもできるでしょう。例えば脳梗塞で入院した場合などで考えると平均的な医療費で150万円程度、自己負担額では50万円程度がかかるそうです。直接的に見ても健康の経済的価値は小さくないですよね。

さらに言えば、大きな病気をした後は、収入が減ってしまったり、働けなくなる期間ができる可能性が高くなります。人が人生の中で生み出すであろう経済的な価値を人的資本と言ったりしますが、大きな病気をすると人的資本が下がる可能性が高いのです。

仮に40歳に大きな病気をして働き方を変えざるを得なくなり、年収が200万円下がったとしましょう。すると1年あたりで見たお金を稼ぐ力はマイナス200万円となり、65歳までの25年間まで働くとして考えると人的資本はマイナス5,000万円ほどになるわけです。直接的な医療費の出費以上に人的資本の減少は大きいと言えるでしょう。

日々健康を意識しよう


わたし自身、健康には気を使っているつもりでも、ついつい間食をしてしまったり、夜仕事から帰ってきて遅い時間にお酒を飲んだりといったことで、不健康な生活習慣がついてしまうことがあります。しかし、そういった生活習慣によって体調を崩してしまっては経済的な損失はもちろん、人生を楽しむ上でもとてもマイナスになります。

ぜひ日々健康には意識を向けるようにしてみてください。お金を稼ぐこと以上に大事なことなのではと思います。


執筆者:渡邉亮

こちらのコラムは日々金融情報に触れて頂きたいという想いから継続して配信しています。あなたにとって大切な方にぜひご紹介ください。

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