不正出金問題
2020.9.17

株式会社AWARDの渡邉です。

「ドコモ口座」や「PayPay」や「メルペイ」などを通じて銀行預金が不正に引き出されている問題。

昨日はSBI証券からゆうちょ銀行と三菱UFJ銀行に9,864万円が流出したことも判明したということで、わたしたちが想像する以上に不正出金は身近にある問題なのかもしれません。

ドコモ口座をきっかけに発覚


元々不正出金の問題は、他人名義でドコモ口座を開設し、その人の銀行口座から本人が知らない間に「チャージ」を行い、ドコモ口座から「支払い」を行うということが可能だったというところから始まりました。名義のないドコモ口座を作り、セキュリティーの弱い銀行の所有者に成りすまし、不正にチャージを行いお金を移動させたということになります。

ドコモ口座を持っていようがいまいが関係なく、特定の銀行口座を保有しているだけで被害の対象になり得るということで、今後より多くの被害が明らかになる可能性もあります。

被害は他のサービスでも


また、ゆうちょ銀行では決済サービス6社を通した不正出金が行われたことが見つかったとのことです。現在では他サービスへの即時決済サービスをストップしているとのことです。

またSBI証券からゆうちょ銀行や三菱UFJ銀行に不正出金されたという問題も明らかになっています。SBI証券は本人名義以外の口座には出金ができない形になっていますが、こちらのケースではそもそも銀行口座自体が不正に作られたものだったことが発覚しています。自分が作った覚えがない自分名義の銀行口座ができていると考えると、非常に怖い問題ですよね。

利便性とセキュリティー


現在の段階では不正出金の被害がないか自分の口座を確認してみるのが最初にするべき行動のようです。あとは利用している金融サービスで2段階認証を導入するなどしてセキュリティーを高める努力をするのが良いのではないでしょうか。ただし、2段階認証を導入することで利便性は低下することになりますので、なかなかセキュリティーを意識して利便性の低下を受け入れる方はすくないのが実態のようです。

今は金融機関も対面での接触がなくても開設ができてしまう時代です。不正な口座や不正な出金などはこれから増えてくる可能性があります。不正にすぐに気づけるように利用する金融機関をきちんと管理する習慣を作っておくことや、セキュリティーを高めるためのツールを導入することなどを意識していきましょう。

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