日本の借金の額は?
2020.4.21

株式会社AWARDです。

日本の借金の額をご存知でしょうか?日本政府は多額の借金をすることによって国の財政を賄っています。今回の新型コロナの対策としてさらに借金は増えることになりますが、あらためて2019年時点でのデータを見てみましょう。

1,105兆円の借金


2019年11月に財務省が発表したデータによると、2019年9月末時点の日本の借金は1105兆円となっています。この額はここのところずっと増え続けており、今後も当面は増え続けることが見込まれています。

主要先進国の中でもかなり規模の大きい借金をしている日本。1105兆円という額を日本の2019年の総人口で割ると、1人あたり約876万円となります。国税庁によると年間の給与の平均額は441万円となっていますから、それと比べても約2倍の金額となっています。よくメディアなどで日本人は生まれた瞬間に800万円以上の借金を背負っている、と言われるのがこちらです。

しかし、実際にはこの借金は『日本国民』ではなく『日本政府』の借金ですから、単純に一人当たりで割るという考え方は間違っており、どちらかというと民間企業や日本国民が日本政府にお金を貸している立場になります。

日本政府は潰れない?


現在のように政府の借金が1000兆円を超えるほどに膨れ上がっているのは、政府が長い間赤字を続けているからになります。簡単に言えば歳出(政府の支出)が税収を上回っている状況がずっと続いているということですね。2000年以降で見ると毎年の政府の赤字の平均額は30兆円以上にのぼり、これが積み重なってきて現在の数字になっているのです。

現在の日本の税収はおおよそ60兆円ほどです。税収をもとに借金を返済していくことを考えると20年程度かかるような状況ということになります。そのため、日本政府が破綻するのではないか、という声も一部では聞かれることがあります。しかし、実際には日本の財政がすぐに破綻するというのは考えづらい状況でもあります。

実は日本政府は資産もかなりたくさん持っており、その額は600兆円を超えています。これを単純に差し引くだけでも日本の債務超過額は500兆円ほどということになります。また日本には家計の貯蓄が2019年度9月末で1864兆円以上あるため、政府は国民への負担をお願いすれば借金の額に相当する税金を徴収することも不可能ではないということになります。こうした事実が日本政府は簡単に破綻しない理由であり、日本円が世界からも信用を保っている理由でもあります。

怖いのはインフレか


しかし、政府が破綻しないことと、わたしたちの生活が苦しくならないことはまた別の話です。税金の徴収が増えれば私たちが自由に使えるお金は減ってしまいます。また現在日本の借金である国債をメインで引き受けているのは日本銀行となっていますが、日本銀行が緩和策を継続することでインフレが起こり、私たちが持っているお金の価値が目減りしてしまうこともあるでしょう。

政府の借金を心配するよりは、自分たちの生活を守れるように考える方が優先順位は高そうですよね。新型コロナ対策での財政支出を考えると、今後の増税のペースは早まることが予想されます。生活を防衛できるようにライフプランをシミュレーションしてみたり、投資を始めてみたりすることが重要なのではないでしょうか。

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