キャッシュの重要性
2020.3.20

株式会社AWARDです。

昨日はコストを抑えることの大切さというテーマで書かせていただきましたが、本日はキャッシュの重要性についてご紹介したいと思います。

家計や企業が破産・倒産するのはいつ?


家計や企業の破産・倒産というのは、あまり想像したくはない事態ですが、どのようなときに起こるのでしょうか。資産よりも負債(借金)が多くなってしまうと債務超過という状況に陥ります。上場企業の場合ですと債務超過の状態が続くと上場廃止になってしまうなど、健全な経営がなされているとは言えない状況になります。

しかし、この債務超過だけでは家計や企業は破産・倒産はしません。例えば貯金があまりないけれども自宅をローンを使って購入した方など、この債務超過の状況に陥っている方はたくさんいらっしゃいます。しかし、借り入れているローンの支払いができている限りは破産と言われるような状況にはなりません。最終的にローンを完済できれば購入した自宅は資産になり、債務超過も解消されていくことになります。

キャッシュが尽きると


それでは家計や企業が破産・倒産するタイミングというのはいつなのでしょうか。それはキャッシュが尽きたとき、です。債務の支払いを契約通りできなくなると家計・起業は破産・倒産することになります。

お金を貸している銀行等は貸付先からの返済が滞ると、裁判を起こして貸付先に対して返済を求めることができます。そして、こうした裁判は基本的に銀行が勝つことになります。また銀行は貸付先の資産を差し押さえることもできるようになりますので、借入れを起こして購入していた資産以外についても換金性の高い資産は保有していることができなくなってしまうのです。

債務超過になること自体はそこからの対応次第で切り抜けることができますが、手元のキャッシュがない、というのは家計にとっても企業にとっても緊急の状態である、ということですね。

破産や倒産を避けるためには


このようにキャッシュが尽きるという状況は家計にとっても企業にとっても緊急事態になります。例えば企業の場合は資金需要がないときでも銀行からの借入れはしておくと良い、と言われることがありますが、それはいざというときに使える資金を確保しておくためです。借入れという行為は手元の資金を使わずにお金を作ることができますので、手元のキャッシュに余裕を持たせる上で大切なのです。

もしくは一切借入を起こさない、というのも家計や経営の考え方としては一つかと思います。借入れがなければ返済が滞るということも起こりませんので、破産・倒産することはありません。ただし、経済活動の幅が狭くなってしまうというところ(例えば住宅の購入、大きな設備投資などがしにくい)は受け入れる必要があります。

いずれにせよ手元にあるキャッシュというのは、緊急事態においては安心や時間の猶予を作ってくれるものです。上手に手元にキャッシュを残しておくことを意識しながら、日々の経済活動をしていくと良いのではないでしょうか。

カテゴリーから記事を探す