マイナンバーと銀行口座
2020.1.18

株式会社AWARDです。

マイナンバーについて、皆さんはどう思われますでしょうか。マイナンバーカードを使って身分証明書がわりに利用している方や、証券口座を作る際に情報として提出した、という方もいらっしゃるかと思います。

こちらのマイナンバー、今までは銀行の預貯金口座との連結に関しては任意だったのですが、今後は提出が義務化されることになるかもしれません。

マイナンバーはいつできた?


マイナンバーは2015年の10月から個人への通知が始まり、今から4年前の2016年1月より社会保障・税・災害対策の分野で本格的に利用が開始されました。確定申告などの際には必ず記入し、証明書類も添付することになっていますので、すでに身近なものになっている方も多いでしょう。

マイナンバーでは国民1人1人に固有の番号が付されています。そのため、個人の情報を一元管理するという意味で、国にとっては都合の良いものだと言えます。また個人にとっても、行政サービスを使いやすくなる可能性があります。

そんなマイナンバーですが、今までは銀行口座への紐づけは任意でした。しかし、昨日17日に総務相がマイナンバーと金融機関の預貯金口座を連結する制度の義務化について、財務省と金融庁に検討を要請したとのニュースが流れました。

マイナンバーが紐づけされると


マイナンバーが銀行口座と紐づけされるとわたしたちの生活にはどのような変化が起こるのでしょうか。少なくとも言えるのは、資産や所得を隠しての脱税といった不正は、非常にむずかしいものになるでしょう。マイナンバーですべての金融機関の紐づけができてしまえば、資産を隠したり、収入を隠したりすることは出来なくなるからです。これは国全体のためには良いことでしょう。

一方で、国に国民が管理されやすくなるということで、新しい税金が導入された時はすぐに課税ができるような体制になるとも言えます。例えば銀行の口座にある残高に対して税金を課す、と政府が決めたら、マイナンバーで紐づけされている銀行口座情報を集めて即課税ということもできそうです。こうした点では、個人情報が一元管理されることに危機感を覚え、マイナンバー制度に反対している方も一定数はいらっしゃいます。

税と社会保障の改革に期待


色々な意見があるマイナンバー制度ですが、本来は政府や自治体の縦割り行政による不便さを解消する、という目的もある制度です。住民登録番号、基礎年金番号、健康保険の保険者番号、税金の整理番号など、私たちには元々色々な番号が付けられています。これらが一元化されることで、様々な行政サービスや社会保障を受けやすくなれば、マイナンバー制度の価値を大いに感じることができるのではないでしょうか。

マイナンバー制度の導入から4年ほど経ちますが、さほど利便性が向上している感覚は持っていないのですが、今後有効活用されていくことには期待していたいと思います。

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