何もしないリスク
2020.1.16

株式会社AWARDです。

『何もしないリスク』というのはしばしば言われますが、実際のところどういったリスクがあるのでしょうか。人は身を守るために何もしないことを選択しがちですが、本日は何もしないリスクについて取りあげてみましょう。

資産運用においては


『何もしないリスク』というのは、資産運用においてはインフレリスクなどを説明するのにしばしば使われます。インフレリスクというのは、モノの値段が上がっていくのにつれてお金の価値が減っていくリスクのことを指します。

毎年1%の物価の上昇があるとすると、同じお金で買えるモノの量は毎年1%減ることになります。毎年1%ということは、20年もすれば20%弱はお金の価値が減ってしまうことになるのです。現在ではお金を銀行に置いたままにしても、金利は0.001%程度しかつかないことが多いですから、インフレによって確実にお金の価値が減ってしまうことになります。

変化に対応できない恐さ


しかし、こうしたインフレのリスク以上に怖いと最近感じているのは、変化に対応できないことのリスクです。何もしない、というのは変化に対応しないことも同時に表すことになると思うのですが、変化に対応できない生物はだんだんと淘汰されていくことになります。

現在、世の中は目まぐるしく変わっていっています。キャッシュレス社会の到来、SNSの変遷、雇用の流動化、AI・ロボットの台頭。『何もしない』というのは、これらの変化を拒否することでもあるかと思います。多くの方が変化に対応していくなか、変化に対応せずに何もしないのは非常に大きなリスクなのではないでしょうか。

『何もしない』を選択するのは


一方で何もしないことを選択する、というのは人生の選択肢としては否定できません。例えば銀行にお金を置いておくことはインフレによってお金の価値を少しずつ減らしてしまう選択肢ですが、極端にお金が減るリスクは小さいと言えます。

また変化しないことで待ち受けるリスク、例えばリストラですとか、キャッシュレス社会へ対応できないことなどを受け入れるのであれば、何もしないことをあえて選択するというのも良いでしょう。問題となるのは、惰性で何もしないにも関わらず将来待ち受けるリスクも許容できないという場合かと思います。少なくとも変化に対応できないことが、とても大きなリスクをはらむことは知っておいていただきたいところです。

皆さんは何もしないリスクをどのように考えますか?わたしは変化を受け入れ自分自身も変わっていくことを選択したいと考えています。

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