高齢者の就労意識
2020.1.11

株式会社AWARDです。

日経新聞の記事に高齢者の就労意識についての記事が出ていました。日本経済新聞社が行った郵送による世論調査の結果となりますが、興味深い変化が見て取れるのでそこから思ったことなどを書かせていただきます。

高齢者の就労意識の変化


こちらの調査では、何歳まで働くつもりかを選択肢を挙げて聞いたものになります。全体で見ると、

75歳以上:16%
70~74歳:21%
65~69歳:26%
60~64歳:14%
59歳以下:4%
無回答:20%

となっていました。特筆すべきは70歳以上まで働くつもりという回答が37%にも上ることでしょうか。高齢になってからの就労意欲は、その時期が近づくほど高まるようで、70歳以上まで働くつもりという回答は、70歳代では45%、60歳代は54%と全体の平均よりもかなり高くなっていました。

60代の方が70歳以上まで働くつもりという回答が多いのは、70歳代と比べると体力などもあるからかもしれませんね。実際に70歳代になると就労の難しさを感じる方が増えるという可能性もありそうです。

若者に職はあるか


少子高齢化が相当に進んでいる日本では、高齢者の方が就労意欲を示してくださっているのは好ましいことです。各企業は労働力の確保がどんどん難しくなっているため、高齢で就労意欲がある方を採用するケースは今まで以上に増えていくでしょう。

しかし、一方で高齢の方々の就労意欲が増え、実際に就労する方が増えていくことを考えると、心配なのは若者の職になります。高齢者の方が活躍すればするほど、若者の就労の難易度は上がっていきます。こうしたことを考えると、今の若い世代は高齢者の方が仕事上のライバルだと思って高齢者の方ができない技術などを身に付ける必要が出てきそうです。

老後に向けて備えること


さて、同アンケートでは老後の不安についても調査しており、老後に不安を感じていると回答した方は76%となっていました。不安の理由は、「健康」の71%が最も多く、「生活資金など経済面」が68%が2番目だったとのことです。

老後に向けて考えるべき2大テーマは『健康』と『お金』と言えるのではないでしょうか。お金に関して言えば、余裕がある中で生き甲斐として70歳代も働くというのと、お金に余裕がないからやむなく70歳代も働くというのでは、幸福度はかなり異なってくるのではないでしょうか。

将来満足のいく生活を送れるように、早いうちから準備しておく、というのがお金に関してはお勧めです。わたしの専門ではないですが、健康への不安に対してもなんらかの対策を早めに取っていくことが必要かもしれませんね。

カテゴリーから記事を探す