クリスマスと経済効果

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株式会社AWARDです。

本日はクリスマス・イブですね。家族で集まったりパートナーと過ごすという方も多い日なのではないでしょうか。もしくは皆で集まってパーティーをするという方もいらっしゃるかもしれませんね。そんなクリスマスですが、本日はその経済効果についてご紹介したいと思います。

経済効果とは?


そもそもニュースなどでよく見かける経済効果とはいったいどういう意味なのでしょうか。こちらの定義は、ある出来事によって経済にもたらされる一定期間における影響のことになります。算出には経済波及効果という考え方が用いられ、新たに需要が発生したときに、その需要を満たすために次々と新たな生産が誘発されていくという考え方から計算されます。

通常は良い影響に対してしか経済効果という言葉は使われません。悪い影響がある場合は、経済損失という言葉が用いられることもあるようです。経済効果は新たに創出される需要から、大方の金額を予想して算出されます。

今年のクリスマスの経済効果は?


さて、それでは今年のクリスマスの経済効果はどの程度になりそうなのでしょうか。あるメディアによると、今年のクリスマスにおける経済効果は約6700億円だと言われているようです。この金額は、1年間のうちにある記念日の中では圧倒的に大きく、1000億円台のバレンタインやハロウィンを大きくしのぐ金額となります。クリスマス商戦、とはよく言ったものですね。

しかし、その規模は年々縮小する傾向が見られるようです。過去最大の経済効果があったと言われる2005年には1兆1000億円と言われていましたから、14年間で40%ほど経済効果は減っているようです。少子高齢化や、クリスマスを特別な日だと考える方が減っている影響なのでしょう。今年は10月に消費税の増税もありましたから、その影響も受ける可能性がありますね。

とはいえ長期連休であるお正月やゴールデンウィークを除いた単独の記念日では、1年間の中で最も経済効果の大きな1日になります。周りに合わせる必要はありませんが、皆様それぞれが有意義な過ごし方をしていただければと思います。


執筆者:渡邉亮

こちらのコラムは日々金融情報に触れて頂きたいという想いから継続して配信しています。あなたにとって大切な方にぜひご紹介ください。

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