UFJが口座維持手数料検討
2019.12.6

株式会社AWARDです。

超低金利下にある現代。銀行にお金を預けてもほとんど金利はつきませんが、逆に今後は銀行口座を持っているだけで手数料がかかる時代になるかもしれません。メガバンクの一角である三菱UFJ銀行が、口座維持手数料を検討しているとのことです。

取引のない口座へ手数料


現在は三菱UFJ銀行が検討しているのは、2年間取引がない口座に手数料を課す案です。新たに開設された口座を対象として、2020年10月から年1,200円を徴収する案を軸に調整中とのことです。こうした口座維持手数料の導入はメガバンクの中では初となる可能性が高く、他の銀行も後追いで導入していくかもしれません。

現在三菱UFJ銀行の預金金利は、

普通預金…0.001%

定期預金…0.010%

となります。1,000万円を預けていてつく金利が、普通預金で100円、定期預金で1,000円という水準です。もし積極的に利用しない口座になるのであれば、預けていてもらえる金利よりも手数料の方が高いということも十分あり得そうです。

海外では普通のこと?


一方で、こうした口座維持手数料は、海外の銀行ですとかかる場合も多く、導入は当然のことと捉えることもできます。銀行は送金の際のシステム代、ATMの管理維持費、職員の方の人件費など継続的にかかるお金がたくさんあります。潰れずに安定したサービスを提供する必要がある社会基盤ですので、取るべきお金はきちんと取っていただく方が健全なのではないでしょうか。

ちなみに海外ですと、

・口座開設時の条件として徴収
・一定の残高がない場合に徴収
・取引がない場合に徴収
・口座残高が大きいと徴収

といったパターンで口座維持手数料がかかることがあります。一番下の口座残高が大きいとというのは、まさに世界的な低金利の影響が顕著に表れているところです。大きなお金を管理していても貸付先がなく収益を得る機会がいないため、口座維持手数料を取ろうという発想のようです。

適用範囲が広がる可能性も


今のところ三菱UFJ銀行が検討しているのは、2年間動きがない口座を対象とした口座維持手数料ですが、海外の事例を見ると適用範囲が広がっていく可能性も十分にあるでしょう。

ただ銀行にお金を置いておけば良い、という時代はもうすでに終わっています。お金を活かす置き場所をぜひ検討していっていただければと思います。

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