老後の生活費、いくら必要?
2019.9.29

株式会社AWARDです。

皆さんは老後の生活費はいくらくらい必要だと思いますか?その答えとして良く使われるデータが、生命保険文化センターの行う『生活保障に関する調査』となります。3年に1回行われている調査ですが、令和元年版の調査結果が速報にて発表されているので、本日はそちらの内容を見ていきましょう。

調査の回答結果


この調査は生命保険文化センターが1987年(昭和62年)から時系列で行っている調査です。生活設計に対する意識や現状、生活保障に対する意識、および生命保険の加入状況をはじめとする保障準備の現状等をまとめたものになります。調査の対象は全国の18~69歳の男女4000人以上です。若者も含めたこれから老後を迎える方も、すでに60歳をすぎて老後を迎えた方の意見も含まれたデータということですね。

下記のデータは夫婦2人で老後生活を送る上で必要と考える最低日常生活費についてです。月額で平均22.1万円となっており、リンク先から回答の分布をみると「20~25万円未満」が、29.4%と最も多くなっています。

【老後の最低日常生活費】

一方で、ゆとりある老後生活費に関しては、平均で36.1万円となっています。ゆとりある老後生活を送るための費用として、最低日常生活費以外に必要と考える金額の平均が14.0万円となっており、その数字を最低日常生活費に足した金額になります。 

【ゆとりある老後生活費】

データを見てどう考えるか?


このアンケ―ト結果はマネーセミナーなどでも良く引用されます。最低日常生活費やゆとりのある老後生活費としては、このくらいのお金がないといけません、ということを示すのに使われるわけですね。しかし、調査結果はあくまでも若い方が想像で回答しているデータも含まれたものであることは、理解しておくと良いでしょう。

実際には『最低限の生活』や『ゆとりのある生活』の基準も個々人によって大きく異なります。上記の調査でも最低限の生活費は月々15万円以下と回答している方もいれば、40万円以上と回答している方もいらっしゃるわけです。

多くの方が想像で回答しているデータよりも、個々人がどのくらいのお金を将来必要とするかの方が実は重要です。ライフプランを立てるときには、自分がどのくらいのお金があると『最低限の生活』や『ゆとりのある生活』と感じるのかについて考えてみるのが重要かもしれませんね。

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