株式会社AWARDです。
結婚というのは大きなライフイベントの一つですが、その相手とはどこで出会う可能性が高いのでしょうか。国立社会保障・人口問題研究所などの調査から、結婚相手にどこで出会うか、というのはある程度のデータが存在しています。
一番多いのは職場や仕事の関係
2015年調査時点で過去5年以内に結婚した人の回答によると、相手にどこで出会ったかの上位はこのようになるようです。
1位 職場や仕事の関係で
1769人 33.2%
2位 友人や兄弟姉妹を通じて
1528人 28.6%
3位 学校で
598人 11.2%
4位 見合いで
247人 4.6%
5位 街なかや旅先で
228人 4.3%
こうした上位のデータを見てみると、職場や学校といった多くの時間を過ごす場所で出会った方と結婚するというケースは多いようです。一方で2位や4位のように、誰かからの紹介といったことで結婚する割合も上位に食い込んできています。5位の街なかや旅先でというのはかなり積極的な出会いの形だな、と感じます。
出会いは能動的な時代に
ちなみに、現在の40代後半の方が生まれた頃というのは、出会いの形はお見合いが半数を占めていたとのこと。つまり現在70代くらいの方々の結婚では、お見合いが主流の出会いの形であったということですね。現在でも4位に入ってきているお見合いですが、だいぶ数としては減ってきています。時代の流れの中で、出会いの形はだんだんと能動的なものが増えているということでしょうか。
上位の出会い方を見てみると、環境によって結婚相手に出会うということの難易度は上がる印象を持ちます。今では能動的に動くことによって、結婚相談所やSNS、アプリなどを活用して出会いのきっかけを作ることなども出来るため、そうした結婚の仕方は増えるのではないかと思います。
結婚相談所などの業績は良い
ちなみにそんなことを考えてある結婚相談所の株式銘柄の業績を見てみると、右肩上がりの売上・利益を出していることが見て取れました。個別銘柄を見ていくと、全体としては縮小していくであろうマーケットの中でもニーズを捉えている企業は成長していくのだろうと感じます。日本全体では少子高齢化や晩婚化が進んでいますが、そうした流れの中でもある程度のシェアを取れば大きな成長ができる企業というのは投資対象としては面白いかもしれませんね。
ちょっとしたデータや社会の事象も、経済的な観点から捉えてみるとまた異なる考えが得られるかもしれません。色々なニュースをぜひ深堀してみてはいかがでしょうか。